人気ブログランキング | 話題のタグを見る

術後合併症対策

1960年代に行われた胸部食道外科手術は
麻酔法や栄養管理において現在の機器や管理法
とくらべて数段の開きがあり

術後の循環不全 縫合不全 呼吸不全の
3大不全があり 手術死亡が21.4%
(2985例中639例)と高率であった。
=1967年

1970年代には
周術期における栄養管理や呼吸循環管理
の向上

高カロリー輸液
スワンガンツカテーテル
人工呼吸器管理

などが行われ

また縫合不全にたいする様々な吻合法
縫合法 器械吻合などの普及


1980年代には7%(2918例中205例)

1994年には2%にまで低下した

今日では高齢者にたいする肺合併症の
克服が現在の課題である


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-04-28 10:24 | 食道がん治療の歴史 | Comments(0)
<< ゆっくりたべる 重複癌 >>