今度食道学会で
Barrett食道癌の
シンポジウムがあるんで、この週末は
その戦略を練ろうと
経鼻・FICE
経口・BLIの使い方っていう講演を聞きに行ってまいりました。
FICEによる胃癌診断の有用性
FICEはコントラストを強調して病変を発見しやすくする
Blue470 Green 500 Red 550のFICEモード1を使用
「僕は大体8割くらいはFICE画像で胃を見ています」
とおっしゃってて
ふーん、、そうかあ
なるほど確かに、FICEのほうがわかりやすい。
白色光ではわかりにくいけどFICEで見やすくなる
という症例を結構持ってて。
さらにBLIも
短波長の410nmのレーザーと
450nmの白色光用レーザーの組み合わせ
NBIよりもBLIは見える血管の深さがより深い所まで
拾っている(被写界深度が大きい)
腸上皮化生・NBIではLight Blue Crest
BLIでは緑に見える
腸上皮化生に埋もれた胃癌が見つかりやすい
FICEはコントラストで拾い上げに有用で
BLIは微細血管をより明瞭に、範囲診断がわかりやすい
「こんなにたくさんの胃癌が見つかってます」
う~ん、メモメモっ。
さて6月になるのにこれまでに経験した今年の
Barrett食道癌はわずか1例。
バレットは増える、、という触れ込みだけど
ほんとにみんなそうなのか?
FICEも捨てたもんじゃないっすね、
宝の持ち腐れですね
ぽちっとな