JCOG9905

JCOG 9905の結果がEsophagusに掲載されました
Esophagus 2014 11:183-188

とのことで。

食道癌の再発に対する5FUとネダプラチンの
有用性と毒性に関するPhase Ⅱスタディ

食道癌の再発には、JCOG9907 で補助化学療法として用いられていたCDDP80mg/m2,day1,5-FU 800mg/m2,d1~5を4週ごとに投与するスケジュールで行われていることが多い。また,腎機能障害や,消化器毒性のためにCDDPを使いづらい患者に対しては,より腎毒性,消化器毒性の少ないネダプラチンを用いた治療が行われる。JCOG9905-DI(ネダプラチン 90mg/m2,day1,5-FU 800mg/m2,d1~5/q4w)では,奏効割合39.5%,生存期間中央値267日とFP療法と同程度であったが,血液毒性が比較的高くなることに注意が必要であった。

1999年~2002年 42名の術後、放射線後、補助化学療法後、未治療と対象ごっちゃまぜ患者
リンパ節再発や、肝臓、肺転移などの遠隔臓器転移有する、うち38名が最終的な対象。

もう10年以上昔の患者さんの成績

癌が消えた=1名

わりときいた=14名で、奏効率は39.5%

生存期間の中央値 8.8ヶ月

1年生存率 32.9%

癌が育たずに落ち着いていた期間2.5ヶ月

有害事象
貧血(90%) 悪心(63%) 好中球減少(58%)
など こうした吐き気や嘔吐、腎障害などはこれまでのFP
よりは軽かったものの 
Grade3以上の 好中球減少が19.5%に生じ、それによって
具合が悪くなり、循環呼吸に関する問題の元となった。

これまでのFP療法での生存期間中央値は7~10ヶ月とされ、
同じ条件でランダム化したわけではないので 純粋に比較は
できないけど、8.8ヶ月・悪くない。

この研究から10年以上経った今ではタキソテールやパクリタキセル、
TS1が使えるので、さすがに8.8ヶ月よりは長生きできそうにも
おもうけど、、、

最後の2ヶ月は満足に動けない、自由がきかなくなる。

自由に動けるのは半年+α

術後再発が生じたとき、「あとだいたいどれくらい生きられるか?」
は貴重な情報で、その後、どう過ごすか、家族に伝えておくべきことは?
やりのこしたことはないか、行っておきたい場所、聞いておきたい曲、
もう一度みたい景色、映画、ドラマ、娘に伝えたい料理、息子に教えておきたい仕事、
伝統。あっておきたい人、昔お世話になった方。
いろいろ人生設計も変わってくる。

動けるうちに、悔いのない人生を。


ぽちっとな



































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by kenzaburou41 | 2014-07-19 00:30 | Comments(0)
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