切除不能肝転移に対する治療は、全身化学療法が主体となる。しかし、全身化学療法開始前には根治切除不能もしくはborderlineであった転移巣が奏効により根治切除術へ移行できることがある。これを
conversion therapyという。適切な和訳用語がなく、治療前に切除可能ではない点でneoadjuvant chemotherapyと区別され、食道癌における
salvage surgeryと似た意味で使用される。
Adamらは切除不能肝転移を有する大腸癌を対象に、L-OHP併用レジメンなどによる化学療法施行後に根治切除ができた群の5年OS、10年OSが33%、27%と良好であり、根治と考えられる5年以上無再発の症例も16%であったと報告した
初診時の診断がステージⅣだったけど
化学療法や放射線治療やったらうんと小さくなって
ステージⅠくらいになったら
その時点で「方針転換」
して 根治手術したら、うまくいって長生きできる
ようになる。
サルベージは50Gy以上の放射線照射して残った癌を
とりに行くのが救済手術
conversion therapyは 初診時に
あなたもう手術適応はありませんよ
という段階から始まって、抗がん剤を何度も何度も
繰り返して、あれ?結構小さくなってきたし
遠隔転移もなくなったように見えるし
これここで,放射線あてるよりも、
もしかしてだけど
もしかしてだけど
ここで手術したら
治るんじゃないのお??
って時に使う?
適切な和訳がないそうです。
かんがえなきゃ〜。
ぽちっとな