お便りありがとうございます。
内視鏡挿入ですが左梨状陥凹から食道に入る場合
あなの位置は左下からやや右上にある、ということが
Valsalva法をすればわかります。
↓
ですので、挿入時は左下からやや右上に向かうように挿入すると
(アングルをかけずにすこしスコープを右にひねる感じ)
スーッと通ります。
経鼻+Valsalvaをしたまま挿入する場合は
頬をプ~っと膨らませたまま
内視鏡を正中から進めると
食道入口部が真正面に見えますので
真ん中にスコープをおいて管腔に合わせて幽門輪を超えるように
(おっしゃるように入ってからはややダウンきみでしょうか)
こえていくと頸部食道を盲目的にならずに観察できます。
ただしきゅっと狭くなる場所はどうしても観察が挿入時には
不十分ですので、抜去時にゆっくりと1cmづつくらいの
気持ちで抜いては止まり、抜いては止まり
で観察するのがベターです。
ぽちっとな