食道がんのケモラジ、約4割に局所にのこる、あるいはぶりかえすといわれ
サルベージ手術は危険度がたかいのでPDTをやる、という戦略があり
T1なら効果があるもののT2だとそれでもなおらない方がいる
そのあとに手術はどうなの?
っていう誰もが知りたいことの症例報告。
2例やって1例は椎体に穿通しててものすごい癒着ではがすのが大変だった、
もう一例は比較的軽い癒着で剥離できたとのこと。
もともどどれくらい進行していたか?と
その最深部がどっちを向いているか、椎体なのか、気管、気管支なのか、肺なのか。
大動脈に向かうものはPDTの適応外といわれているので
PDT後のサルベージも大動脈をはがすことはないだろうけど
ここから先、最初は手術は希望しなかったけど、手術をしなければ助からないかもしれない
という状況になってようやく手術を決意する、という方がふえるような気がして。
だったら最初から手術すればよかったのに
と内心外科医はおもいつつ、そういう方にもチャレンジを続ける。