UGI研究会の抄録がようやくでけて
食道がんで手術をうけて、食道がんが治った、5年経過が終えた95名を
検討。
残食道に1cm以上のバレット粘膜ができた症例が約2割
でもそこからバレット食道腺癌ができた症例は1例もなし。
(経過観察期間5〜11年)
逆流性食道炎からかならずしもバレット食道になるわけでもなく、
またバレット食道になったからといって
5年〜10年くらいで
みんながバレット食道腺がんができるわけでもない。
しかし驚くことに術後に頭頸部がんができた人が12名。
胃管がんができた方が5名。
肺がんができた方が2名。
ってことで、食道の手術をうけた方がチェックすべき領域は、
頭頸部、胃を中心に特に念入りに
チェックが必要ってことですわ
食道がんになった方の10人に1人は頭頸部がんがでてくる。
これを知ってるかどうかは大きいんですわ
医者も知ってなきゃいけないし
患者さんも、そのことを医師に念を押してみてもらうほうがいい
食道がん、頭頸部がんは口コミと国の検診システムの構築で治せるがんですわ
今年も啓蒙活動がんばりますばい。