食道の手術も「低侵襲」が叫ばれて10数年。
左側臥位に始まり、
はらばいのほうがやりやすいと普及し
今やある程度のハイボリュームセンターでは
行われているカメラを使ってみながらの手術
もちろん、右開胸でどのように郭清をするかの
基本を抑えてのカメラの手術
触覚で触れないこと以外は、よく見えて
解剖もわかりやすくまた教育効果もある
ってんで。
さらには縦隔鏡をつかった新しいアプローチ
器械も進化して使い勝手の
いいものが開発され
新しいことをどんどん取り入れて進む外科手術。
周りをとりかこむ環境も多職種連携が当たり前となり
侵襲を減らす取り組みがさらに進み
抗不整脈薬をつかうといいとか、
人工膵臓で血糖をある程度一定に保つといいとか
外科学会でみなさん上手に食道癌手術をマネージメント。
手術が安全で確実に治療できるのが大前提。
頭頸部外科医であり、胸部外科医であり、腹部外科医である。
それが食道外科医
これを研修医に言うと、ちょっと自慢。
かっちょえ〜