カテゴリ:拡大内視鏡( 24 )

ようやくでけた

拡大内視鏡画像強調内視鏡

どう使うかってことで

今度の土曜日にシンポジウムがあって発表。

せっかく研究したのだから
何か成果を出さなきゃ申し訳ない

って色々データをあれこれチェックして

たどり着いた結論。

癌の大きさの中央値15mm

癌でないけどなんか異常、の大きさの中央値5mm

5mm以下で拡大A血管なら58例中1例しか癌がなく。

ヨードかけて5mm以下ならつまむ必要なし

しかし5mm以下でもB1だったら要注意。

5mmを超えてB1だったらかなりの確率で癌。

この結果はおそらく経鼻でも使えるんですわ

拡大よりも画質が悪いとされる、経鼻内視鏡でわかるような5mm以上の変化は注意。

5mm以下ならスルーでよし。








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by kenzaburou41 | 2017-10-11 01:20 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

びらんとB2

食道がんには炎症を被っている食道がんっちゅうのもあって

酒だけでなく、
逆流による影響か

がんの表面が剥がれて、びらんになってるもの

そのびらんの中は付着物のせいで血管がみえず
さらにその周りの血管があたかも伸び出したB2
血管に見えることすらある

お、ここはsmか

血管がみえないぞ、AVA-Lか

なんていいだすとがんを深く読んでしまうこともある

びらんに惑わされるなかれ

そうした病変には1箇所だけでなく数カ所そういう
血管がよくみえなくて評価が難しい場所がでてくる

そこは思ったほど深くないことを知っておく必要がある

がんで深い場合は、その1箇所だけが血管が
みえずにぶっとい血管がまわりを取り囲む。

1箇所か、数カ所か

その違い。

特に陥凹型の表在がんではびらんをともなうことが
おおい

B2がみえても、それは炎症による修飾の可能性がたかい

0−2c+びらん

深読みするべからず。










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by kenzaburou41 | 2016-12-22 22:56 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

3次元B2と2次元B2

なんで血管をみて深さがわかるのか?

そら、IPCLの構造とかけ離れた血管がでてくるからよ。

もともとのIPCLと似てるのがB1で

そうじゃないのがB2で

ぶっといのがB3よ。

でもB2でもいろんなB2があって難しいんよ

じゃあどうやってわけるの?

そりゃあ立体的か、表面的かに分けるといいんよ

0−1の辺縁をはしるB2は立体的なB2だから一段ふかいんよ。

名付けて「3次元B2」

0−Ⅱcの表面を走るのは凹凸もなくて2次元的だから浅いんよ。

名付けて「2次元B2」

この違いがわかれば、このB2が深いのか、浅いのかがあっというま。

つまりのところ、3次元B2はsm2

2次元B2はMM

そういうことなのさ〜







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by kenzaburou41 | 2016-12-15 23:02 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

B2血管

なんで食道学会分類のB2血管の精度がひくいのか?

調べてみたら

0-Ⅰ型のB2血管はあてにならない!!

内視鏡でみてこれはでかい、結節隆起を作るもの

でも B2

B3がない

このパターン。

これに惑わされてはならない。


0-Ⅰ型では通常内視鏡を頼りにすべし。


そして0-Ⅱc


0-Ⅱcはいろんな0-Ⅱcがあるけど
ほぼ平坦で

B1、AVAsがメイン。

B2がちょこっと。

こういうのはLPMどまりであることが少なくない


そういう決まりをつくればかなり深達度診断に役に立つ
0-Ⅰ型は0-Ⅰ型。


内視鏡だけで簡単に治るとは考えずに
根治性の高い治療を選択すべし。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2016-12-14 22:01 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

AI診断

ケン三郎の講演の2日前に静岡でとある大腸内視鏡の大家が
ご講演されたそうで

それによると内視鏡の技術は進歩して

内視鏡画像+ ソーシャルネットワークの会社のコラボで

内視鏡を挿入し、病変に近ずいて拡大して表面をみると、人工知能が
ピットパターンやら血管パターンを察知して

これは何%の確率でがんだとか、SSAPだとか、診断をしてくれる

っていうシステムが開発されつつあるという


もうそろそろ人間いらんのやないか

そのうち機械が全部診断してくれて話も聞いてくれるようになる???


そうかといえば、お偉い教授がいわゆる不定愁訴の患者さんむけに
「よろず相談外来」を開設し、患者さんに何分でも好きなだけ
しゃべっていいです、病状を書いてください、と自分でカルテを
書いてもらう、そのなかから問題点を探っていくという。

あ、これももしかしたらAIで診断していける分野か。

「あなたはこの薬の相互作用で口が苦くなってます、その薬を
やめなさい、この薬だけにしなさい」とか。


うーん、おそろしい世界に突入ぜよ


食道がんのブログも 進化していかねば。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2016-10-10 08:15 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

食道学会分類

2012年からの拡大内視鏡の診断精度をしらべていたら

B1血管がEP LPMである確率   93% これは皆が認めるところ。

ところがB2血管。  ケン三郎の診断では53%   浅いものもあれば深いものもあってばらつき
あり  すごくいいとおもってるんだけども深くなると解釈が難しく、、、

B3血管がsm2である確率70%

ってことで 何年と拡大内視鏡を勉強してはいるものの、
木を見て森を見ず的なことになって

そう診断能が上がったとは言えず。

やはり病型で0− I、0−III はSM2-3
0-ⅡbはEP

0-ⅡaはLPM

0−Ⅱcは EP~sm2

辺縁隆起をともなう0−Ⅱc+0-IIaは危ない、とか

表層拡大のなかの0-IIaは一段深く読むとか

基本が大事だということを気付かされる

聖域のないESD適応拡大ではなく、聖域を自分のなかで決めて、いいと思う治療を提供しよっと。



ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2016-08-02 00:10 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

V−3と4が分からない

今度内視鏡学会関東地方会で
NBI診断の限界
みたいなセッションに出るんですわ

この演目が決まった瞬間、
富士フィルムとペンタックスの内視鏡
ユーザーは参加できないセッション


かと思いきや

ちゃんとケン三郎にもお声がかかって
NBIの勉強中なんですわ

普段使ってないから詳しいことは
よくわかりません

といいたいけどいうのはタブーで

普段使ってないけどちょっと使って
みると、こういうとこが
もう少し改善したほうがいいんじゃね?
的な視点が言える

そんで血管分類だけども
炎症、異型上皮、LGIN、HGIN、癌
を血管で読めるか

HGINと癌は同じものとして
LGINと異型上皮、炎症

どれも食道学会分類ではA血管ですわ

井上分類だとV-2,V-3,V-4と
血管があって

V−2はおもに食道炎ででてくるからわかるとして

V-3とV-4これがなかなか区別がつきにくい

3は経過観察でよくて
4は治療対象だったっけか


今日も内視鏡治療後の方で内視鏡やったら、
ありとあらゆる場所に食道多発不染がある

「酒辞めてないでしょう?」ときくと
「ええ、辞めてません」

という

「う〜ん、こんだけ危険地帯がたくさんあると
食道切除するしかなくなるよ」

もちろん、手術はしないんですけど

う〜ん、これだけ予備軍がたくさんあると
V−3もV−4もあっちゃこっちゃあって
拡大して細かく見ていくのが難儀な作業になる


すこしでもリスクを減らしたいんだったら
酒減らしてもらえませんか?

次回お願いしてみようっと。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-12-07 22:22 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

限界は?

内視鏡学会の抄録しめきりが1週間延びて
さて、主題。

ESDの適応拡大、深達度診断の限界は?

ってのにだそうかどうか

ってとこで

ここ15年で拡大内視鏡診断は進化したか?

B2とB3だの9倍だの3倍だの
シアン調だのいろいろ説はありますが。

sm2の診断にはどうも使えない
のが実感で

通常でパッとみてああ、これsm2じゃん、はい手術

のほうがあたったりする

ときどきB1のまわりをB2がとりかこんで

あ、もしかすると少し浅いかも
とおもうこともあるけど

もうB2に広く置き換わってる時点で
こいつは危ないんだ

って認識して、先に進むほうが
よさそうな気もしてきた。

はたしてケン三郎の診断は15年前と
くらべて進化したのか

それともいろんな情報が入りすぎて
退化してないか

拡大やNBIがなかった時代の
内視鏡像から深さを読み解くポイント

これをまた一からやりなおそっ。

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-10-23 01:03 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

OとF

上海で今週末講演するんですが

同じ地で日本からもう一人講演に
いらっしゃるセンセがおりまして

頭が良くって
たくさん論文書いて、
世界的にも注目される
若手でもっとも教授に近い先生。

そのセンセから「もしかして一緒でしょうか」
と連絡があって

話す内容が似てるんで、ぜひ調整しませんか
ってことになり。

かたやO社NBI拡大のスポークスマン
かたやF社経鼻のスポークスマン

おおっと〜この講演 
日本では実現不可能だった共演が

異国の地、上海で実現。

わたしのほうは、拡大内視鏡はSM癌には
あまり使えませんから診断を迷う症例には
EUSと透視をやりましょう

ESDにこまったらAPCもありますよ

って内容で、まあちょうどいいバランスかも〜

しかし、これを直前になって、
発表者から聞くって。。。

これがものすごーく上の先生と
ブッキングしてて、話す内容まるかぶりだったら
危なかった〜っ


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-09-17 06:42 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

検証

研究会の目的は、医師その他の医療従事者および研究者が
消化管疾患の症例を主に診断的見地から幅広く検討し
診断ならびに治療の向上と普及に貢献すること

そのためには所見を正確に読影し正確な言葉として
表現することが大切です

次にその所見がどのような病理組織学的所見を反映
しているのかを考える

そして炎症なのか腫瘍なのか
上皮性か非上皮性か

腫瘍なら組織型 深達度は、浸潤様式は
さらにどのような情報が必要かを検証する

そして最後に病理解説を聞いて終了、、、

ではだめで

どうして正しかったか、間違ったかを検討する
なぜ読めなかったかを深く掘り下げ
次に同じような患者が来た時に、よりよい
医療を提供し、誘導する


そのためには臨床と病理の徹底的な対比が必須であり
これが真骨頂

その症例から何を学ぶべきか、どの所見がその
症例の本質をしめしていたか、をきっちり表す写真を提示せよ


う〜ん、委員長の意気込みを
拝聴すると、世界一といわれる
診断学はまだまだ進化しそうです

ケン三郎もがんばらねば

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-04-16 22:37 | 拡大内視鏡 | Comments(0)