カテゴリ:ケン三郎に聞く質問コーナー( 7 )

再手術?

食道胃接合部がんで手術したけど

縫合不全を生じ

膿胸を併発、

なかなか治らないので呼吸器外科に広背筋皮弁でスペースを埋める手術を受けたけれども

やっぱり食べるとまた膿胸が持続してしまい、なかなか治らないとのご相談。

このまま保存的に治る可能性が低いとすれば

専門施設で食道バイパス手術を受けるのが近道かも。



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by kenzaburou41 | 2017-11-02 23:09 | ケン三郎に聞く質問コーナー | Comments(0)

がんサポート質問集〜今のトレンドその4

昨年、父が食道がんのⅡ期で手術を受けました。胃を持ち上げ、胸壁前経路という方法で食道再建を行いました。幸い、がんを取りきることができ順調なのですが、手術後2カ月が経っても食事がほとんど摂れず、手術後7キロも減量してしまいました。非常に心配です。

食事時の症状は、飲み込んでもつかえる、また、飲み込めても逆流しがちで胸やけがひどいというものです。食事が上手に摂れるよう、なにか良いアドバイスをいただけますよう、お願いいたします。

⬇️2014年、食道癌の専門家お答え

「食事がうまく摂れない」「体重減少」については、食道がんの手術受けた患者さんが1番悩まれることです。また、手術後、1年間で10キロほど体重が減少するという方が多く、それをできるだけ防ぐために経腸栄養で補うこともあります。

ただ私たちは、まず患者さん、そしてご家族に「体重減少をあんまり心配しすぎないでください」とお伝えしています。

患者さんやご家族は、体重減少に「がんが関係しているのではないか」と心配される方は少なくありません。また、患者さんが痩せていく姿を見て心配して食べるように勧めるご家族も多いですが、ただでさえ心配事やプレッシャーがあったら食事は喉を通りません。

手術後、食事が摂りにくいという症状は、劇的には良くならないのですが、多くの人は、手術後3カ月ほどで持ち上げた胃の蠕動(ぜんどう)運動がしっかりしてきます。1年経つと、蠕動(ぜんどう)運動が強くなり、その機能は大きく回復してきます。あまり過剰に心配することなく、うまく付き合っていくことが大事だと思います。

気をつけなければならないことは、手術直後、吻合部の部分に虚血が強い場合、狭窄が起こる可能性があります。したがって、手術後1~2カ月は内視鏡でしっかりと確認をしながら、狭くなるようであればバルーンで内腔を広げるようにします。

患者さんへのアドバイスは「飲み込むことを強く意識すること」。口の中に入った食べ物を舌でしっかりと喉の方に送り、顎をぐっと引いて飲み込む、というように、しっかりと飲み込み方を考えながら飲み込んでください。

逆流に関しては、食べる量を少なめにして1時間、2時間かけてゆっくりと食事を摂るようにします。また、夜寝るときに逆流が起こりやすいので、就寝の3時間前には食事を終わらせ、横になるときは枕を高くして寝ることをアドバイスしています。

ケン三郎2017年の見解)

ほぼ今と同じと思います。胸壁前経路ですから、皮膚の直下にモコモコと胃管が触れる状況です。

食べては食事を手でモミモミと下に下ろすように揉んであげると多少いいかもしれません。

2ヶ月経っても食事は取れない=のが一般的で、手術前と同じようにばくばくは取れないと

思っておく方が良いでしょう、おそらく今まではよく噛まずにつるっと食べていたはずですから

根本から見直して、今まで以上によく噛んで味わって一口を少なくして飲み込むこと

時間を30分くらいかけてゆっくり食べること、が基本です。

そんなの待ってらんねえ、食えねえじゃねえかっ

と思うかもしれませんが、何せ胃が小さく細くなってますので一度に入る量は制限されます。

切って細くなった胃は時間が経っても大きくなりません。

頭と体がちょうどいい食べ具合を認識、合致するまでは3年かかると言います。

体重は、術後の元気かどうかのバロメーターですので、毎日時間を決めて計測すると良いでしょう

急に体重が減った、などは誤嚥性肺炎を知らずに起こしている証拠だったり、あるいは再発の前兆

だったりしますので、自分の体重の減り具合を日記につけて、減りがあまりにも急速な場合は

主治医の先生に相談しましょう


ぽちっとな





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by kenzaburou41 | 2017-09-28 22:40 | ケン三郎に聞く質問コーナー | Comments(0)

がんサポート質問集その3

早期の食道がんがわかり、内視鏡による粘膜切除を行いましたが、切除後、細胞を調べたところがんが粘膜より深く入り込んでいることがわかったそうです。今後は手術や化学放射線療法なども視野に入れて治療を行うということです。当初、早期で内視鏡だけで済むと思っていたので、非常にショックです。これは、がんの進行が早いということなのでしょうか?


に対する2014年、食道癌エキスパートのお答え ↓

現在、食道がんの内視鏡的切除術では適応拡大が進んでいて、以前は手術が行われていた粘膜下層浅層(SM1)への浸潤がんも、内視鏡による切除を行う場合が多くなってきています。

しかしその際、切除後の病理検査で脈管侵襲がないかどうかをしっかり調べます。ここで脈管侵襲がなければ追加治療は行わずに経過観察となります。

もし、浸潤が深く、粘膜下層のSM2、SM3の部分までがんがもぐっていれば追加治療を行う必要があります。基本的には手術が行われます。

ご相談者は、追加治療が必要と伝えられ驚かれたかと思いますが、ミクロンの単位である早期食道がんを正確に診断するのは難しいこともあり、内視鏡で切除して、病理でしっかりと調べてみて診断することが多くあります。したがって、内視鏡による治療から手術が必要となったとしても必ずしも進行が早いというわけではなく、がんが予想より深く浸潤していたとしても、追加治療によって基本的には治ります。

手術と聞くと驚かれるかもしれませんが、治療成績は手術が5年生存率は100%、化学放射線治療となると70%となり、できるだけ手術をお勧めしています。


出た〜5年生存率100%!!

という感じですが、ステージⅠ食道癌でも手術の合併症で亡くなるリスクも僅かながらにありますので100%

というのは言い過ぎかと思われます。

ケモラジの成績も少なくとも数年はいい状態を維持しますのでそこまで手術と開きがあるか

というと疑問です。

外科医なら手術をおすすめ、内科医ならケモラジでもある程度根治が期待できる可能性がある、というのが

お答えかと思います。

ぽちっとな






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by kenzaburou41 | 2017-09-23 21:09 | ケン三郎に聞く質問コーナー | Comments(0)

質問コーナー

近藤誠のセカンドオピニオンが
15分3万円だって?

おいおい〜

ケン三郎のセカンドオピニオンは
24時間いつでも無料ですわ

昨日も今日も全国から、質問が
殺到ですわ

殺到するけど責任はもたないんですわ

あくまで主治医を信じて大丈夫だよ
と背中を押すだけですわ


困った時は聞いてちょうだい〜

kenzaburou41@excite.co.jp

こちらまで
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by kenzaburou41 | 2015-12-09 20:49 | ケン三郎に聞く質問コーナー | Comments(4)

声のかすれで見つかる食道癌

「声のかすれ」で耳鼻科受診

腫瘍は見える範囲でありません

加齢のせいでしょう

半年様子を見ましょうと

半年たったら実は進行食道癌だった

こうしたケースは後を絶たないのですが

本当に加齢のせいのかたが何十人と耳鼻科の外来に
押し寄せるなかで

1人の食道がんによる声のかすれ患者さんを
見極めるのは大変っ。

声のかすれで見つかる食道癌=すでに反回神経に
転移先が浸潤している状況
ですので、もともとの食道癌より転移先が大きくなってる
場合もあり

「なんかつかえるな*声が擦れる」は要注意!

耳鼻科医にも啓蒙しなくては。
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by kenzaburou41 | 2015-11-01 06:19 | ケン三郎に聞く質問コーナー | Comments(0)

食道癌の症状

「食道癌には自覚症状があるんですか?教えてケン三郎先生」


はい、実は初期の癌ではほとんど症状がないんです、

症状には主に癌そのものによる症状と
すでにリンパ節に転移してしまってそのリンパ節による症状の
大きくわけて2つあります。


癌の症状ですが、最初のうちは、熱いものや
辛い物をたべたときに胸がしみる感じとかやける
感じを訴えます。

この時点ですぐおかしいな、と思えばいいのですが

まあ、飲みすぎだろう、食べすぎだろうと放置します。

しかし食道というのはちくわのような筒ですので、
筒に何か固いものができると通りが悪くなります。

あれれ、よく噛まないで食べたら詰まった感じがするなあ
水をのまないと落ちていかないぞ

この時点でおかしいな、と思えばいいのですが

我慢しちゃうひともいるんですね、特に「酒」「たばこ」「病院嫌い」
「今まで病気になったことがないから、病気にならない」

こうした思い込みがさらに続くと
本当に食事が通らなくなります。固形物を自然に避け、
体重も一気に10キロくらい減り、運動もしてないのに
痩せたと人から言われる あなた最近おかしいわよ

すくなくともこの時点で病院に来ていればいいのですが

我慢するかたもいらっしゃいます。

かわいそうなのは食道がんが原因なのに
「おかしいな、喉が詰まるな」って
耳鼻科を受診する患者さん

耳鼻科では「異常ありませんよ」といわれる。

実際「咽喉頭異常感」といって、どちらかというと
食道癌ではない人にそういう詰まる感じを訴える
人が多いので、耳鼻科をどうこういうわけではないのですが

「のどじゃないから、食道を診てもらいなさい」
と言ってくれる耳鼻科医は親切です。

この「異常ない」は「食道より上には異常がない」
という意味で、のどのすぐ下に癌があることだってある。
耳鼻科から見えない場所に癌が出来ていることだっしばしばある
わけで。

この状態からさらに進むと
今度は、転移したリンパ節のために
症状がでることがあります。

食道癌がもっとも転移しやすいリンパ節が
ちょうど声をだす反回神経という神経の近くに転移しやすいのです。

そのリンパ節が神経を圧迫して神経が麻痺する

そうすると片方の声帯が動かないので、声がかすれる
あれ、おかしいな、変な声になってる

あなたその声はおかしいわよ

これでようやく病院に行こうと決心します、
何かただことではないことが起きていると。

さらに放置した人はどうなるか。

食事が通らないので、食べ物がそのうえに溜まって
腐った卵のような。 吐く息が明らかに臭くなります。

もっと進行すると、食道と気管、気管支、肺が交通して
食べ物が肺に直接流れ込み、食後すぐの咳嗽や、発熱、肺炎

さらには大動脈に通じて吐血、出血死。

「切除ができない状態」

となると、治療法が限られてきます。

進めば進むほど受けられる治療が減っていく

ですから、スタート地点がどこから始まるかで
5年たって生きていられるのか、
残された時間がどれくらいあるのか?

が決まってきます。

食道はちょうど「食べる道」「空気の道」「血液の道」
の交差点にあり。

そこに大きな障害物があると、
思い切り交通渋滞を引き起こします。


周りが早く気づいてあげて、「早く病院で診てもらいな」
って言ってあげないと、その先がものすごく大変。

明日はダービーだ。

武豊が勝つとおもうんだ。

それ以上に

競馬場にいけばたくさん、酒飲み、たばこ吸いがいる

あそこで問診、検診すれば
どれだけ患者さんを 救えるだろう。

押しかけて行ってみるマスコミはいないのか。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-05-31 22:31 | ケン三郎に聞く質問コーナー | Comments(1)

食道癌術後の下咽頭癌

食道癌手術,その後放射線化学療法を
してその後下咽頭癌がみつかった
とのご相談

ですが定期検査で見つかったということで
おそらくは早期のものと推測します

これまでは放射線治療が
標準的に行われてきましたが

嚥下能の低下,味覚がおちる
唾液がでなくなる、などの
後遺症が永続的に続く
という問題があります

下咽頭表在癌は早い段階で
みつかれば内視鏡的に切除する
ことで治ることが長期的にも
わかっています

地域によって耳鼻科医が主体で
治療する所、内視鏡医が主体で
治療する所まちまちです。

また食道癌で放射線を使ってしまった
場合、これがのどの周囲にあたっていると
下咽頭がんに放射線をあてることが
出来ません

進行具合によっても
できる治療が違いますが

まずはよく調べてもらって
方針を聞いた上で、
専門施設に相談しては
いかがでしょうか?
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by kenzaburou41 | 2012-11-27 06:55 | ケン三郎に聞く質問コーナー | Comments(2)