カテゴリ:新しい治療法( 23 )

第8回関東食道外科若手の会

明日24日金曜日は、河田町の東京女子医大弥生記念講堂(B1F)第一臨床講堂で
18時より第8回関東食道外科若手の会があるんですわ

一昨日通知がきて

虎ノ門病院の宇田川晴司先生の
特別講演ですわ

「胃温存回結腸再建術の開発とポイント」

ってことで、食道の手術の問題点である
大食い、早食いができなくなる、をいかに克服出来るか、、の外科医の挑戦。

送別会などが重なるシーズンではございますが、、、


行って聞いてみようかしらん


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-03-23 15:08 | 新しい治療法 | Comments(1)

免疫チェックポイント阻害剤

melanomaと非小細胞型肺がんに適応となった新しいがん治療薬。

食道がんの患者さんにも2割くらいは効果が見込めて
がんが育たなくなる期間が1.5ヶ月くらい延長
できて、、

という報告もちらほら、、

でも問題は費用が高額で、

最近厚生省がなんとかならんもんかと費用を抑えるように
検討をといいだした

医療費がやっぱりどんどん右肩上がりだし

かといって命をかろんじるわけにもいかん

お金をはらえば、予後が延長できるっていったって
なんだか費用のわりには、それほど効果って得られないような
気もするし


かかるお金は最小限で、モチベーションや、生きる希望とか
幸せ感じる度を上げる治療法はいかに?













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by kenzaburou41 | 2016-10-11 22:57 | 新しい治療法 | Comments(0)

アクロサージ

外科手術に新しい旋風を巻き起こす」――。血液透析装置大手の日機装が、新たに外科手術用デバイスへ参入した。同社 代表取締役社長の甲斐敏彦氏は、成長が見込まれる医療分野で「血液透析以外の分野に事業を広げていきたい」と意気込む。「2025年には手術用デバイスの世界市場が4000億円規模になると予想される。2021年に世界市場に参入し、2025年には世界市場の25%にあたる1000億円を占めることを目標にしている」
 同社が市場投入するのは「外科手術用エネルギーデバイス」。外科手術において、組織の切除や止血を行う器具だ。今回、高周波電流や超音波を使う従来タイプとは原理が異なる、マイクロ波デバイスのエネルギーデバイス「Acrosurge(アクロサージ)」を開発。周辺組織に影響を与えない“焼きすぎない”病変切離と、高い止血性能を両立した。2016年8月から6カ所の医療機関で臨床試用を行い、2017年1月の発売を目指す


今年の食道学会でも話題となったアクロサージ

確かに、血がでないっ

5年後、10年後  外科手術の安全性が高まるのが楽しみですわ
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by kenzaburou41 | 2016-08-19 23:07 | 新しい治療法 | Comments(0)

抗がんウイルス製剤

がん細胞だけを破壊する特殊なウイルスを使った治療で、食道がん患者7人のうち5人で腫瘍が消えるなどの効果があったとする成果を、岡山大学のチームがまとめた。

 28日から東京都内で開かれる日本遺伝子細胞治療学会で発表する。

 ウイルスは正常な細胞では増殖しないため副作用も起こりにくいとし、2020年頃の薬事承認を目指す。

 このウイルスは、岡山大の藤原俊義(としよし)教授(消化器外科)らのチームが02年、風邪の原因となるアデノウイルスの遺伝子を操作して開発した。がん細胞に感染して増殖し、細胞を破壊するが、正常な細胞に感染した場合は自然に消える。

 また、ウイルスには、がん細胞が放射線などで傷ついた自らのDNAを修復する機能を阻害し、細胞を死滅させる働きもある。放射線治療の効果を高めることも期待できるという。



新しい治療法 よりよい時代へー
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by kenzaburou41 | 2016-07-22 06:30 | 新しい治療法 | Comments(0)

舌根部表在癌の経鼻内視鏡治療

食道癌と重複しやすい癌の1つ、
中咽頭癌。

このうち経口内視鏡でもっとも
観察がしにくいといわれるのが舌根。

経鼻内視鏡ではここを正面視できる
のはもはや、食道の専門家では常識と
なりつつあり

「口からじゃ中咽頭癌の好発部位である
舌根みえてないですよね」
と経鼻否定派の先生に物申せば
ぐうのねも出ない。

しかし、診断だけではないのだ

経鼻内視鏡でのELPS(内視鏡治療)でも
絶大なる優位性をもってこの舌根の表在癌の
治療は簡単にできまして。

この部位の内視鏡治療のコツ。

1)彎曲型喉頭鏡を病変のすぐ手前の舌根におく

2)経鼻内視鏡でアップをかけて病変を正面視

3)口から電気メスでマーキング

4)口から局注めいっぱい

5)口からの電気メスで全周切開

6)直の把持鉗子をもって上皮下層をはじしながら
剥離をすすめる

7)上皮が剥がれやすいので注意しながら
剥離、黄色い脂肪の層を残すようにする

8)局注の針で深く刺して出血させないように
注意

耳鼻科医と協力して
この原則をまもればあっという間に切除可能

ダビンチ不要ですわ。

診断ばかりか、いまや治療においても
経鼻内視鏡は大きく咽頭癌の治療戦略に貢献。

食道の専門家こそ、経鼻内視鏡を握るべし


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2016-01-17 23:16 | 新しい治療法 | Comments(0)

免疫療法

今日は免疫療法の講義を受けてきたんですわ

抗がん剤、放射線、手術、内視鏡治療

さらにそれに加えて今後期待できそうな
治療が免疫治療ですわ

欧米では保険承認されたお薬が
ぞくぞく日本に入ってきて

食道悪性黒色腫もダカルバジンをしのぐ
ニボルマブの治療が始まり

その治療の副作用への対応も
すこしづつ解明しつつあるらしいんですわ


注意点は糖尿病併存の高齢者には要注意

ありとあらゆる副作用が頻度は少ないけど
おこりえる

内分泌、甲状腺機能低下
皮膚
消化器

神経

全く正常組織への影響がない、というわけではない

しかも1ヶ月過ぎてからあとから起きてくるものもある

肺の非小細胞型肺がんに適応が通ったとなると

つぎは頭頸部や食道の扁平上皮癌にも
いよいよ使える時代がくるんでは。。

いやいや医学の進歩は急速に進みますね

遅れないよう日々勉強っ


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2016-01-07 23:09 | 新しい治療法 | Comments(0)

ビッグデータ

昨日当直しながらTVみてたら

どうやってコンピューターに写真を理解させるか
ってのをプレゼンしてる先生がいて。

写真をできるだけたくさん取り込んで
コンピューターで大きなビッグデータを
作り、あるものを見たときにそれが
何かを認識するシステム

たっくさんの画像を集める作業から
それを覚えさせる

今では3歳児くらいまでの知能をもつまで
技術が進化

「いつかこれは医療の世界に役立つに
違いない」

いやまあ、そうですよ、

MMSM1とか診断の難しいのは
ビッグデーターを集めてそれが
何かをアウトプットする

T3かT4かわからん

SM3かMPかわからん

大丈夫、このシステムがあれば、、

うまくいった事例を集めて、
もっともうまくいった作戦を選び、勧める

「オペよりケモをやり、ケモラジへ進み、
最後にESDで削るのがいいです」

だったり

結局、経験に左右されるので
「あのときはうまくいかなかったなあ」
のバッドチョイスを減らす

そう遠くない未来にそんなシステムが
できそうで楽しみ〜

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-10-30 00:44 | 新しい治療法 | Comments(0)

PDT買ってもらう

呼吸器内科:PDTは昔は使ってたけど
最近その適応となる中枢型の肺がんが減って
末梢型の肺がんが増えているので2−3年前に
廃棄していまは使ってない〜

呼吸器外科:使ってないけどあれば使う症例も
でてくるのでは?

脳外科:使ってないけど術中につかえるかも、
年間15〜20例くらいは適応になりそう

というお返事で。

手術絶対やだ、という患者さんには
一つの選択肢が増えることはまちがいなくいいこと。


つい外科医は、「ほらいわんこちゃない、最初から
手術しておけばよかったのに、、」
と思いがち

でもいろんな状況の患者さんに
対応せねば

他の科と協力して申請すれば
買ってもらえるかしら?


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-06-22 23:33 | 新しい治療法 | Comments(0)

サルベージESDの問題点

食道癌は最初、表面の粘膜から癌化し
それが進んでいくと下に浸潤していく

ので、プライマリーケースだと表層から
削ればよい

しかし放射線治療後の局所再発
の場合は、もともと癌が深くまで潜っていた
のが放射線で一旦なくなるくらいまで
小さくなって(治ったように見えて実は生き残りがいて)
あとでぶりかえす。

いったん治ったようにみえて半分もの人が
振り返すことがわかっているので

医者は、ぶり返すんだろうなとひやひや
しながら経過観察をすることになるし

いったんぶり返した食道癌がてを
つけられないくらいほど強力なパワーを
もつことも知っている

癌が食道壁のどの辺に残っているかが
よくわからないのでEUSをやったりして評価
をするけど、結局小さな癌巣まで見極めるのは
至難の技なので

食道ごと全部とっちゃう、、のがサルベージ手術

癌が表層だけにとどまっているかも
しれない、ということを期待して表層から粘膜下層
深部までを削りとるのがサルベージESD

サルベージESDの問題は、「パラパラと
筋肉の層の中まで残っている場合」には
癌を取り残すことになること。

取れた取れたと喜んでいたら
じつは深くまで残っていて癌がまた再発
した、ということもあり得る。

ということは、やっぱりPDTがその辺まで
コントロールできるんだったら、食道屋としては
その治療法を手元に準備しておく、
のが当たり前で。

僕は外科医として、サルベージ手術を勧めますけど、
ESDとPDTもオプションとしてありますよ。

ということが言える

うちも買ってもらおっかな〜


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-06-14 07:11 | 新しい治療法 | Comments(0)

PDT

 武藤学 医学研究科教授らを中心とする医師主導治験グループ(全国7施設)※は、食道癌に対する化学放射線療法または放射線療法後の局所遺残再発において、レザフィリンおよび半導体レーザを用いた光線力学療法(PDT)が、救済治療法として重大な副作用がなく極めて高い完全奏効率を得られることを確認しました。

 この成果に基づき、Meiji Seikaファルマおよびパナソニック ヘルスケアが、光線力学的療法用剤「注射用レザフィリン®100mg」およびPDT半導体レーザ「PDレーザ」/単回使用PDT半導体レーザ用プローブ「EC-PDTプローブ」について、化学放射線療法または放射線療法後の局所遺残再発食道癌に対する適応追加承認(「EC-PDTプローブ」については新規承認)、救済治療としては世界初の薬事承認を取得しました。承認取得に伴い、今後は医療機関における本治療の導入準備を進めます。



標準的な食道癌の放射線治療後の局所再発にたいする救済治療は
サルベージ手術で、手術ができて、癌が
ほとんど消えていた、わずかに残っていた、という人は
とても成績がいい、ということがわかっており、
いまでも有力な治療法。

それとサルベージESD.
これは局所だけを内視鏡で切り取る方法で
sm深部浸潤癌でも、ある程度は切除可能。

とするとこのPDTの適応になるのは
MPより深いもの、でかつリンパ節転移の
ないもの、、に限定され。

手術はできればうけたくない
という患者さんの選択肢にはなりうる、

がしかし、、、
サルベージESDとの住み分けはどうするんでしょう?


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-06-13 23:12 | 新しい治療法 | Comments(0)