カテゴリ:早期食道癌診断勉強会( 28 )

307回勉強会

今日は東京医科歯科大学で307回早期食道癌診断勉強会がございまして。

1例目 0-Ⅱc+0-Ⅱa 大きさ1cm程度

見た目はsm癌

だけど中心B1辺縁B2で 
B2にも腫瘍が上皮の近くまできて腫瘍血管に大きな変化があるものと

わりと粘膜上皮がのこってて押し上げられて上皮下血管の形態を維持しながら
変化したものと

そんなバリエーションがあって。

でEUSではどうも浅そう

ってことでESDやってみたら 陥凹の大部分はMMで
導管内伸展か、浸潤かで迷う部分がsmに入ってる

そのほか筋板ががんばってて一部sm1に入った部分あり

ただし脈管侵襲ばりばり、、これ悪そう、、、な結果。


2例目は 0-Ⅱc+0-Ⅰpで
裾野はドット状の血管から扁平上皮癌が推測される。

でⅠpのところは光沢があってちょっといびつだけど非上皮性の
表層、でも立ち上がりは急峻で、、カルチノザルコーマのように厚い白苔もついてない。

アメラノーティックメラノーマ?にしても黒い色素沈着ないし

ん?

特殊型だろうけどなんだこれ?隆起部分はだらんと内腔に
垂れ下がり、

まるでマッターホルンのような変な形。

治療どうするべ、smⅠ程度。

とおもったら1ヶ月でもりもりもりあがり

ごつごつと隆起部が増大。

こんなに早い進行を示すと言えば

内分泌細胞癌??

ってことで、こたえは特殊型、内分泌細胞癌、おそらくスモールタイプ

げげっ

こんなのあるんだなあ~

目に焼き付けとかないとなあ~



しかしこんなに勉強になる会なのに東京の若い医者が
参加しないっつ~のは残念っ

指導力不足っ

反省。

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-10-07 18:05 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

307回早期食道癌診断勉強会

今日は306回の早期食道癌診断勉強会がございました。

症例1は0-Ⅱcで辺縁隆起のあるようにもみえて
血管はB1とB1くずれの炎症による修飾のある病変でほぼEP、一部LPM

症例2は0-Ⅰsで 一見sm2 血管は裾野がb1、中心にむかってB2
範囲も広く、1ヶ月後にはB3がでて。こら~sm2でしょう
とおもったらMMどまり。。
う~ん、、診断は難しいぜよっつ


ていうことで、2週間後にこの勉強会がひらかれます。

↓ 

第307回早期食道癌診断勉強会を下記のとおり開催させていただきます。
先生方のご参加をお待ちしております。

■ 日時:平成29年10月7日(土)15:00~18:00

■ 司会担当:東海大学医学部付属大磯病院 島田英雄先生 
       大阪国際がんセンター    石原立先生
                                                                          
■ 場所:東京医科歯科大学附属病院  B棟5階 症例検討室
    〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45 
    TEL 03-5803-5254


JDDW前の食道癌のお勉強

おまちしております~

ぽちっとな

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by kenzaburou41 | 2017-09-23 17:59 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

明日は勉強会

明日は306回の早期食道癌診断勉強会です。

子供の運動会と重なって、、、いけるかどうか。。。


■ 日時:平成29年9月23日(土)15:00~18:00
■ 司会:仙台厚生病院        平澤 大  先生 
     東海大学医学部付属東京病院    千野 修  先生 
                      葉梨 智子先生    
                                                                                                                                                                                                       ■ 場所:アステラス製薬株式会社 本社ビル4階
   東京都中央区日本橋本町2-5-1
       TEL:03-3244-3000
■ 下記に示します症例の検討を行います。 
対象疾患:食道表在癌 、 中下咽頭表在癌
テーマ:早期発見 、 精密診断 、 病型 、 治療
「診断に苦慮した症例」 又は「興味深かった症例


スーパーマルエツの4階です

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-09-22 15:30 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

食道内分泌細胞がん(小細胞)

こないだの早期食道癌診断勉強会では

ほぼMMの内分泌細胞癌(大細胞型)がでて。

めっずらし〜

これまで胃と腸での報告例では、TYPE Rを示し、乳頭血管が破壊されもやもやだったけど

今回の症例は基底層のしたに腫瘍包巣をつくって、上皮下血管網がしたからおしあげられ
一見B3,B2みたいな像に。

これは腫瘍血管なのか、そうでないのか、なる議論。

腫瘍を栄養してるから腫瘍血管、だけど
もともとあった血管が押し上げられてるから腫瘍血管じゃない?

ん?

わ、、っかりにくい。

細分化しようとすると、ついていけなくなる

玄人にもわからん、ではまずい。


食道の内分泌癌のほとんどは小細胞癌で

進行して見つかると、手術してもあっという間に亡くなるとされ

1年生存50%

2年生存15%

と極めて予後不良。

長期生存が得られているのは粘膜下層癌でリンパ節転移のない
という比較的早期にみつかったもの

抗がん剤や放射線に緩和ケア、予後が悪いという
現実を目の前にした精神的なケアを早めから
組み立てる必要

幸いながら化学療法で小さくなってESDした方。

目に見える癌はないけど、そう簡単には治らないので

追加の抗がん剤を加えてまずは1年生存を目指す。

それができたら次の1年を目指す。

そして5年が過ぎていれば。。


















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by kenzaburou41 | 2017-05-22 22:25 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

302回1例目

b0180148_14305656.jpg


勉強会の症例です。

さあ何でしょう?

良性?

悪性?

悪性なら 扁平上皮癌?腺癌?それとも、、、

どこまで範囲かいかがでしょう?深達度は?

LCIきれいですよね~


勉強会のホームページがリニューアルされる予定で
いずれこの症例も宝庫に入る予定です。

お楽しみに~


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2017-03-13 14:36 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

バレット食道がんの範囲診断

今日は302回の早期食道癌診断勉強会で。

ケン三郎が司会。

2週間前に急遽症例持ってきて〜

とのオファーを受けて

先週は金、土、日と3日連続なんかしらかの研究会があって

そして今日。

いっそがし〜中でなんとか症例を持って行くことができました。

早期胃癌研究会だと30分しか時間がないので
十分検討ができないんだけど

この勉強会だと1例1時間半。

読影に耐えうる画像を準備せねばならず。

持って行く方もかなり気を使います。

経鼻、通常、拡大と写真を出していき

その道の専門家が、これはこれこれこういう理由で癌がここまで広がってます

なぜそうかといえば、この模様が癒合していたり、血管も変ですし、、
そういう目でみるとここまで広がってます。

でもその先がどこまでかがわかりませんね、この先の写真はあります?

う〜ん、、そこまで読むのか。。。

と感心しまして。

食道だけでなく胃も大腸もやってる先生の含蓄のあること。。。

バレット食道がんだと、範囲がはっきりせずに正常部と癌が混在することも
少なからずあるとのこと。

胃癌の拡大内視鏡診断は奥深え〜っ

けどおもしれ〜

次回4月15日、都内某所で303回の勉強会がございます。

ご案内いたしますので是非お越しください





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by kenzaburou41 | 2017-03-11 22:00 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

転移リンパ節診断

昨日の特別講演で
大ボスがおっしゃったこと。

深達度診断には限界があることがわかったんだし

転移リンパ節診断をなんとかしたほうが
いいんじゃないか

転移がないとわかればsm2でも3でも局所は切除
にもっていける

しかしその確証がないので手術やケモラジを選択する
ことが少なくない。

おそらく、今後食道癌は全層切除の時代になるだろうと。

たしかに、、微小転移の有無が小さなうちから
診断できれば患者さんをよりいい治療に導けるし

無駄な手術やケモラジ

適応外のESDは減る

発想を柔軟に変えていかねば。。






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by kenzaburou41 | 2016-12-11 18:40 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

第300回記念大会

第300回記念大会は
0−Ⅱbに白いぽっちの隆起がちらっみえる病変。

白いぽっちはなんじゃろな。

2mmくらいのちいさなぽっち、でも明らかに病変の真ん中にあって
GAでもないし、くびれもないから乳頭腫でもない、

末広がりの形だから腫瘍だろうとおもう。

でもつるっとしてて非上皮性の変化。

うーん、、、SMT様隆起

特殊形だろうと、、、低分化、バザロイド、平滑筋肉腫、カルチノザルコーマ、
いろんな意見がでて結果は内分泌細胞癌。

そういえば、前見た内分泌細胞癌は黄色かったな。

赤の中の白に要注意とかいたけど

赤の中の黄色はsmall cel carcinoma

にゃんと。。

うーん、色は大事

色から推測する

また一つ勉強になった。

来年また出直しですばい






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by kenzaburou41 | 2016-12-10 22:44 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

第300回早期食道癌診断勉強会、明日開催

明日土曜日は早期食道癌診断勉強会が300回の記念大会を迎えます。

300回ってなかなか続けられないですけど、よくまあこんなに
続いたものだと


明日はみんなで15時から
JR新日本橋駅、地下鉄「三越前」A6出口近く、コレド室町2 8階 アステラス製薬まで


東京医科歯科大学 消化管外科 河野辰幸教授の特別講演もございます。

ふるってご参加下さい

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2016-12-09 12:34 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

0−Ⅱc+0−Ⅲ

今日は勉強会に症例を持って行って。

0−Ⅱc+0−Ⅲ

0−Ⅲの真ん中にはいくら状血管のある隆起がもこもことある

ここをどうよむか。

透視では側面変形があってバリウム斑も濃淡がある

MM-SM1

内視鏡では正面からみるとやや深そうにみえるけど側面をみると孤の変形がかるい。

SM1、SM2

迷うよなあ〜 迷うよなあ〜

でもMMには止まってないでしょ、SMでしょ

SM1か2か。。さあどうする?

臨床上、明らかな転移はない。

ここでの選択肢が 内視鏡治療、内視鏡後に手術、内視鏡後にケモラジ、最初から手術、最初からケモラジ
のおおきく5つの選択肢が実はある。

昔だったら、これ当然手術でしょ

の時代から、個別化(患者さんの背景を考慮して治療を選ぶ)の時代へ。

手術して浅かっただどうしよう 

よく後からみると、実は手術しなくてすんだね、でもこれで再発の心配はないでしょう

か、やっぱり手術でよかったね

なのか

あるいは、ケモラジでもいけたんじゃないか


ステージ1の治療をどうするかが
結構悩ましいけど

胸を張って手術を勧めます、といえる外科医に。











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by kenzaburou41 | 2016-09-10 22:36 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)