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68回 日本食道学会

68回日本食道学会がいよいよ7月3,4
東京ドームホテルで開催されます。

シンポジウム1 発表6分
パネルディスカッション1 発表 7分
イブニングセミナー ミニレクチャー 7分
症例提示 30分
ポスターの座長 30分

が7月3日のみで朝から晩まであたってる。。

そして無事、今日その準備がほぼ終了。

有り難い話でございますよ

私なんかホントだめ研修医だったのに、、、ありえん。

若い研修医諸君、学生諸君! 

回りの研修医が自分よりすげえ出来るなと思っても
心配ご無用

食道外科は君のような泥臭い熱いハートの
持ち主を待っています

共に戦おうっ!

ちなみに食道学会は医学部学生さんは学生証の提示で
参加費が無料
になります。

医師は13000円、
医師以外は3000円です 


ぽちっとな

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by kenzaburou41 | 2014-06-30 00:40 | 日本食道学会 | Comments(0)

どっち?

お笑いタレント・ダンカン(55)の妻で、乳がんのため47歳の若さで死去した初美さんの通夜が27日、東京・中野区の成願寺でしめやかに営まれた。3人の子供とともに取材に応じたダンカンは「美しくて明るくて、強くて頼りがいがある人でした」と涙ながらに話した。

 乳がんは9年前に発病したそうで「医者は全摘出を勧めたが、胸は残してあげたくて片方だけ残した。そしたら3年後に再発…。どうして全部取る選択をしなかったのか」と涙を浮かべた。




食道を残したい、手術は受けたくない
と化学放射線治療を選択

1~2年はよかったけども
その後、食道癌が再発

そこからまた同じように最初の手術が
選べるかというと治療が難しくなっている
こともある。


最初の選択をどうするかは極めて重要です
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by kenzaburou41 | 2014-06-28 20:06 | 手術と放射線どっちを選ぶ? | Comments(1)

五苓散

同級生としこたま飲んで

朝 強烈な二日酔い

そして朝から内視鏡。

大丈夫か、二日酔い

そう、二日酔いには漢方「五苓散」(ごれいさん)
がよく効くんだ

を思い出し。

一包内服してさんざんポカリスエット飲んだら
あっという間に元気もりもり。

この漢方、飲む前に飲んでも効果あります

お勧めです~


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-06-28 18:43 | 漢方 | Comments(0)

大動脈ステント

食道には周囲に気管・気管支・肺・大動脈
といった重要臓器に囲まれ

症状があったのになかなか病院に来なかった
患者さんに多い、周辺臓器浸潤食道癌

その中でも、怖いのが大動脈浸潤食道癌で。

T4だから、根治切除は無理

だとして放射線あてると、底が抜けて食道に大きな潰瘍ができて
大動脈に穴が開く

空いたら、突然出血し吐血。

一回目の吐血は「突然死の予兆」
であることが多く

数時間後には大出血してショックになって
目の前の患者さんが見る見るうちに血圧が下がり脈は速くなって
だんだん脈がふれなくなって心臓が止まる。

患者さんはいつ穴が開くかわからない
恐怖とともに生きることとなり

食道癌患者のもっとも苦しい状況の一つ

だったけども。

最近は、放射線治療の前に、穴があくだろうなという
患者さんには前もって、大動脈ステントをいれてから
放射線治療を行う

あるいは、放射線治療の途中経過で内視鏡をやって

潰瘍を形成する白苔が、黄色~青色に変色し

う、、、これは数日で穴が開くぞ

と予測される場合に、大動脈ステントをいれて
出血に備える

ということが行われています。

がんが治る、とこまではなかなかいかないまでも

出血性ショックで命を落とすのを回避できる
可能性があり

最悪の事態を回避する治療方針が重要


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-06-28 17:57 | ステント | Comments(0)

出来る範囲のことを粛々と。

悪いニュースを伝える

命には限りがあり

ふりこの針をいくら止めようとしても
それは受け入れなきゃなんない

すべての食道がんを撲滅できる方法は開発されてない

わかりました、いつかこうなることもあると
考えていました。

先生が一番いいと思う方法で
進めてください

難しい状況だとは理解していますし
覚悟もできています



うん、まだあきらめるのは早い

最善と思える治療を粛々とやるしかない

いろいろ困難がでてくるだろうけども

悪い日ばかりではないだろう

一日のうちに笑っていられる時間は
どんな悪条件下でもあるはず


がんばっぺ。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-06-27 00:41 | 再発したらどうするか? | Comments(2)

いいニュース悪いニュース

せっかく手術してうまくいった、

と思っていたのに

あっという間に再発してしまい

特に術後最初のCTで癌の再発が見つかったときは
医者もまたショックで。

いいニュース,悪いニュース

いいニュースばかりを伝えられたらいいのだけれども

避けて通れない、悪いニュースを伝えること。

あらかた、予後がどれくらいかを察することもできるし
この先起きる,良くないこと、も想像できるから泣けてくる。

どうはなして、どう治療を勧めるか、

うまく伝えなきゃ

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-06-25 20:15 | 再発したらどうするか? | Comments(0)

舌診

内視鏡でなんか新しいネタないかなあ

拡大、NBI、FICE、BLI、iscan AFI、EUS、
診断はかなり進化したというけど

限界もあり

何せ競争相手が多すぎる

競争相手いないところに、新しい学問の道開ける

今注目は「舌診」である。

東洋医学では舌をみると、あらかた患者の状態がわかる

内視鏡的にまず舌をみて

「ああ、あなた最近、酒飲みすぎてますね、
なにか嫌なことがあってストレスも多く
体に悪い影響がで始めていますよ、ゆっくり睡眠を
とって体を休めなきゃ、、、」

なんてことを舌みただけで言い当てたら

すげえ感謝されそうというか

「え、なんでわかるんですか」的な


というわけで、「内視鏡的舌診の有用性」

東洋医学でかいてある舌診は
なんだか分類が多くて覚えられないんですわ

ケン三郎目線で、ああこういうタイプは
こう、て分けられたら面白い

3年後の内視鏡学会での発表を目指して
データ集めるんですわ

ばかばかしいことから学問は始まるんです

人と同じことをしてたらいかんのです


ぽちっとな

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by kenzaburou41 | 2014-06-24 20:46 | 漢方 | Comments(0)

癌の計画的な残し方

外科手術で癌がとりきれなかった、、
となるとかなり進行していた、予後も悪い
となるけれど

はたして表在癌ではどうか。

病変の周囲にマークして
そのマークから十分距離をとって
切除する

これは胃癌の切除の仕方。

食道では、周りにも予備軍がたくさんある
事が少なくないので

「きれいに取る」重要性は少なく

狭窄が来ないように、なるべく正常粘膜を残して切除する
のが望ましい

全周切除は華々しいけども
後のことも考えるとおいそれと全周は取れない

しかし、一部だけとって
「全部とれなかったので困りました」
と無計画に切除されて相談されるのもまた困りもの。

中心に瘢痕があって周りが全部残ってるほど
腹立たしいものはない。

切除するならば最深部を含む大部分をとる

そして縦一列、取らない部分(正常部を含む)を決めておく。

そうすると二期的に切除する場合に瘢痕でリフティングしない
等の問題がない。


この方法のいいところは
「一度に全部とらないので、強固な狭窄は回避できる」

「病理学的評価を根拠に次の治療の選択肢を提示できる」

「次の治療法として手術、CRT、内視鏡の3つのどれでも速やかに選択できる」

であり、

欠点は

「一回で治療が終わらない」
「もしかすると局所再発のリスクが高いかも」
くらい。


しかし、たとえ内視鏡治療で制御したとしても
「安心してこれでまたうまい酒が飲める」
と酒を減らさなきゃまた新しい癌ができるし


なんどか治療を繰り返すうちにようやく
事の重大さに気づき、
「家族のために、きっぱり酒を断ちました」

という患者さんもいる。

その人それぞれ生き方があり
酒のみの気持ちもよくわかる。

うまく付き合っていけば
毒にもなれば栄養の糧にもなる。


人生思ったより短いし
あっという間。

たのしまなきゃっ


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-06-23 22:28 | 表層拡大型食道癌 | Comments(0)

FICE BLI

今度食道学会で
Barrett食道癌の
シンポジウムがあるんで、この週末は
その戦略を練ろうと

経鼻・FICE

経口・BLIの使い方っていう講演を聞きに行ってまいりました。


FICEによる胃癌診断の有用性

FICEはコントラストを強調して病変を発見しやすくする

Blue470 Green 500 Red 550のFICEモード1を使用

「僕は大体8割くらいはFICE画像で胃を見ています」
とおっしゃってて

ふーん、、そうかあ

なるほど確かに、FICEのほうがわかりやすい。

白色光ではわかりにくいけどFICEで見やすくなる
という症例を結構持ってて。

さらにBLIも
短波長の410nmのレーザーと
450nmの白色光用レーザーの組み合わせ

NBIよりもBLIは見える血管の深さがより深い所まで
拾っている(被写界深度が大きい)

腸上皮化生・NBIではLight Blue Crest
BLIでは緑に見える

腸上皮化生に埋もれた胃癌が見つかりやすい

FICEはコントラストで拾い上げに有用で
BLIは微細血管をより明瞭に、範囲診断がわかりやすい

「こんなにたくさんの胃癌が見つかってます」

う~ん、メモメモっ。

さて6月になるのにこれまでに経験した今年の
Barrett食道癌はわずか1例。

バレットは増える、、という触れ込みだけど
ほんとにみんなそうなのか?


FICEも捨てたもんじゃないっすね、
宝の持ち腐れですね


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-06-22 23:48 | 経鼻内視鏡 | Comments(0)

救急

とある病院で働いていたときのこと。

患者を断っちゃいけない

っていう病院で

夜もひっきりなしに患者さんがやってくる

交通事故やなぐりあいのケンカの傷の処置だったり

酒の飲んで階段から転げ落ち呂律の回らない人

朝5時に風邪薬がほしい、眠れないから来たというひと。

いろいろな事情でやってくる

医者は次の日も続けて仕事をするのが通常で

オペの前日だったらたまらない。

真夜中に病院にくる人の原因が酒であること、は少なくなく。

医療者への暴言、暴力も経験するし

ぐっとこらえて、対応することもある。


こうした酒で失敗する患者さんのきっと何%かに
食道癌の芽が生えている可能性があって

依存症だから、心と体と将来の癌に備えて
きちんとしなきゃ

と救急からセフティネットを立ち上げる

たぶんどこの病院でもそんなことを考えてない
とおもうし。

ある意味、おせっかいかもしれない。

ほんとに関係あるかを検証しなきゃなんないし
いやいやそれはケン三郎、とりこし苦労ですよ、
そこまで医療は介入する暇ありませんよ

救急とコラボモデル

2014年は注目ですわ~


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-06-22 15:35 | お酒を辞められないあなたに | Comments(0)