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逆風

いまだかつてない鏡視下手術への逆風

鏡視下手術にせよ
開胸にせよ

手術治療、合併症0

を目指して現場では頑張っているので

鏡視下手術をやります、というと
「どれくらいの経験があって
生存率はどれくらいで、何人亡くなりましたか?」

と疑心暗鬼になられるのも、、、

信頼を得られるよう外科医は
がんばらねば


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-31 23:56 | 胸腔鏡手術 | Comments(0)

振り返る

千葉県がんセンター(千葉市中央区)の腹腔鏡(ふくくうきょう)手術問題を巡り、県の第三者検証委員会が30日に公表した報告書案は死亡事例が11人と相次いだ理由を「担当医師の見解を尊重し、原因究明や再発防止に向けた取り組みを行わなかったため」と結論づけた。県についても「問題の重大性を考慮すれば、センターを厳しくチェックする必要があった」と批判した。

 検証対象は2008年6月~14年2月に同手術を受けた後に死亡した11例。うち8例を執刀した消化器外科の50代の男性医師に対し、報告書案は「片手での盲目的操作などが見受けられ、手術を安全に行う配慮が十分でなかった」などと批判した。この医師のほか、胃の全摘出で約5カ月後に死亡した男性(58)を担当した医師のように「腹腔鏡手術を行うには技量不足」と技術自体を問題視されたケースもあった。

 保険適用外となる高難度の7例全てが院内倫理審査委員会に諮られておらず、腹腔鏡手術の実施を知らされていない患者家族もいた。検証委の依頼で各事例を分析した日本外科学会のヒアリングに対し、同科医師の一人は「倫理審査委がルーズと感じた」と説明したという。こうした体質について「不都合な情報を表に出したくない意識の表れ」とし、早期の安全管理体制の確立を求めた。またセンターに「患者の立場で医療の質を保証する重要性を自覚すべきだ」と信頼回復を迫った。【岡崎大輔】

 ◇「先駆者」止められず

 腹腔鏡手術を受けた患者の死亡が相次いだ問題は昨年4月、週刊誌の報道で表面化。県は3人の患者が死亡していたことを発表し、センターと五つの県立病院に、腹腔鏡手術のうち保険適用外となる手術は原則実施しないよう通知した。

 県は同6月、手術の評価や院内の意思決定手続きなどを検証する第三者検証委員会を設置。その後、調査によって検証対象の死亡事例は11例に膨らんだ。

 患者の体への負担が少ない内視鏡での腹腔鏡手術は高度な技術が必要とされるが、11例のうち8例を執刀した50代の男性医師は「パイオニア」とも言われる存在。問題発覚後の昨年5月から手術参加をやめたが約3カ月後に助手として復帰し、14例の手術に参加した。患者の要望で1例の開腹手術を実施したこともあったという。

 センター関係者は「男性医師に『腕を見せたい』というプライドを感じることがあった」と振り返る。その上で「男性医師を止められなかったセンター全体の問題だ」と指摘する。





重篤な合併症は1例もありません」という外科医ほど怪しい。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-30 22:39 | 胸腔鏡手術 | Comments(0)

97歳の経鼻内視鏡

外勤先で97歳のおばあさんの
内視鏡をやることになり。

97歳??

なんで? よくオーダーするなあ、、と
おもってて 

お会いしたら結構お元気にされてて

「食事が詰まります、もし癌だったら
癌と言わないでくださいね、癌って聞いたら
怖くなりそうで」

という。

大丈夫ですよ、でも内視鏡中は
呼吸を忘れないでくださいね
心臓を動かすことを忘れないでくださいね

中国では75歳以上は内視鏡やらないっていう

日本ってすげえ、こんなお元気な97歳が
内視鏡を受けに来る

当然、循環器や呼吸に影響しない
経鼻内視鏡でしょ

「お鼻の麻酔を十分にやりますからね
心配しないでください、さっとみて
すぐ終わりますからね」

こっちも食道癌だったら逆に
どうするかな、見つかったらやだなあ
と思いつつ検査に臨む

いざ食道に入ってみると、
腰のまがったおばあさんによくあるパターン
食道裂孔ヘルニア、逆食炎で

ピロリのいない綺麗な胃。

「おばあさん、逆流性食道炎でしたよ
癌じゃなかった、ほれみてください
胃の中もきれいですよ」


「へえ、これが私の胃の中ですか、
97年で初めて見ました〜、
お世話になった胃だねえ」

と会話をしながら、そのおばあさんが
安心して帰っていく

ああ、これが10年前だったら
口から内視鏡いれて、ゲエゲエ言わせて
こんな辛い検査は、、、と言わせてただろうし

経鼻内視鏡さまさまじゃ。

「先生のおかげです、ありがとうありがとう」

全国津々浦々に経鼻をお届けじゃ!


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-29 08:39 | 経鼻内視鏡 | Comments(0)

ホームページを作ります!

何をするにせよいまや、ネットが当たり前

幾多の病気があるから

病気になる前にはその病気のことを
知らなくて

いざその病気になったら、ああそういうことだったのか

気をつけておけばよかった

皆そう思うもの。

食道癌こそ、ならないための準備や対策が
できる癌で

かつ技術の進歩で1mmでも見つけられる癌。

どんな名食道外科医でも1日に手術できる
食道癌患者は1人、おおくて2人。

でも、情報が広まれば、年間2万人がなると
言われる食道癌患者を早く救済できる
可能性がある

食道癌は治る

早く見つかれば

この「早く」を実現させるのがまさに情報

啓蒙活動

外科医20年やってきて

まだまだ情報が足りん、日本全国津々浦々に
お届けしたいこの思い。

残りの医者人生を、この普及活動に
重きを置いて

いざ進め、ケン三郎

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-29 08:21 | Comments(1)

ホームページは作らない!

外科のホームページ係になって
3月中につくれって司令が出た

そもそもホームページって
一回作ると満足してあとは
そのまんま東 かとうかずこ 状態になるんで

おら、こんな仕事はしとうなかった

と言ってみても

いやいやそういわんと

やってみなはれ

ってサントリーの社長がいう。

ホームページに俺らは
これだけ症例やってて
こんだけ合併症少なくて
なおらない癌も治ります

なんて じぇったい言えないから

あんまり 作りたくないなあ

それよっか毎日ブログを書き綴りたい

とおもうわけで。

さあ4月まであと数日

ホームページはできるのか、、、


乞うご期待!

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-28 16:25 | ひとり言 | Comments(0)

オファー

頭頸部癌と食道癌が同時にみつかったときどうしたらいいすか?

的なテーマで

ケン三郎がその解説をしてほしい、とオファーがあり。

どっちかが早期なら、進行したものを先にやり
落ち着いたら早期をESDもしくはELPS

どっちも早期ならやや進んでる方を先にESD ELPS

問題は、どっちも進んでいるとき。

これがかなりややこしい

食道をまず手術して、つぎに頭頸部ケモラジ って選択もあるし

まず全体をDCFでたたいてそれから考えるって方法もあるし

食道がSMでしかもリンパ節転移なしだったらどうするか

これまたむずかしく

ケモで小さくなったらESDしてはいそれでオッケーといえるかどうか
なる問題もあり。

いや〜、食道癌の治療がますまず難しくなるぜよ


食道だけをかんがえればいい、という食道屋さんはまずいないし

これからそういう患者さんが結構やってくるだろうし


ちょっと整理しなきゃな、、、



化学療法+頭頸部ELPS+食道ESDで根治、声も食道も温存

これすげえ理想っ。 究極の低侵襲治療!


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-27 22:13 | ひとり言 | Comments(0)

プロフェッショナル

最初に見つかった時に進行がん

うん、これは簡単な敵ではないな、手術だけでは
とうてい癌は治らないだろう

と予測

一番効く、と思われる抗がん剤で
なるべく小さくしておき

一番小さくなったところで一気に手術で
癌を取り除く

それでも3ヶ月後のCTでは転移が
当然のようにみつかり

うん、これも想定範囲、と
見つかったところに放射線をあて

2番目に効くと思われる抗がん剤
をためす

なんどもなんども試すけど

また癌は再発し

まだ残っている効くと思われる抗がん剤を
試していく


一度も癌が0になった時はないけれども

患者さんは、「なんとかせい」
と希望し

医者はまあ、うまくつきあっていくしかねえな
とあれこれやりくりをする。

食道外科医は決して派手ではないけれども

抗がん剤、放射線、手術をうまく
やりくりする

「治らないだろうな」と思っていても

「う〜ん、困ったねえ、、なにかいい手がないかねえ」
と思案する

進行癌の表面だけをESDしたら少しは
食事の通りがよくならないかなあ、、

うん、昔やったけど全然歯が立たなかった、、


難問をうまく切り抜けてこその
プロフェッショナル

若い医者が食道に興味を持ってもらえるよう
がんばっぺ。

ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-27 00:25 | 抗がん剤治療 | Comments(0)

除菌

除菌メモ

1次除菌と2次除菌があるが、2次のほうが効くからといって
順番を勝手に変えると保険で査定される

1次除菌が効かなかった時に
2次除菌を

では半年後にやりましょう
というのと

すぐやりましょうというのでは
効果がちがう

すぐやったほうが効果が約20%高い

日本では抗生物質の安易な使用により
クラリスロマイシン耐性の方が30%もいる

ピロリ感染者は若いうちに
是非除菌を!

と同年代の40代働き盛りの人にいいたいっ。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-26 23:59 | 胃がん撲滅運動 | Comments(0)

合併症を0に

外科合併症カンファレンス

毎週、合併症が起きた症例を検討し
なぜ問題が起きたか、その対応は?

などを検討する会。

食道癌の手術は特にいろいろ問題がおきる

起きるけど起きるのは想定内で

稀に想定外のことが起きる

他の病院ではこれ手術は難しんじゃない??

という病気

たとえばサルベージ手術

ケモラジ後に再燃しました、もう手術しかありません

という状況で


合併症が起きる可能性も高いけど、ここで
外科医が頑張れば、元気になる可能性も残されている

しかし、合併症がおきればそれが死に至ることもあり

結果だけをみてマスコミにたたかれ
「どうしてこんな危ない治療をしたのか」

と責められるとなれば

ああ、リスクが高いですし、
手術できません、残念ですが治る手立てはありません

サルベージ手術はよそへ行って下さい

という外科医が増えてしまう

助かるかどうかの瀬戸際にいる患者さんにとっては
外科医が頑張るかどうかにかかっていて

あまりに報道が手術=悪
と偏ってしまうのもどうか。。


厳しいご時世だけど

全国の食道外科医のみなさん

熱いハートでがんばろう、


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2015-03-25 22:59 | 手術の合併症の話 | Comments(0)

取り扱い規約

食道癌 0−Ⅰや0−Ⅲ

辺縁隆起をともなう0−Ⅱc+0-Ⅱaは

転移の頻度が多く、ESDから適応を外すべし

表層拡大型食道癌は深達度診断を一段深く読むべし

いろんな食道表在がんありますが

内視鏡での典型例を明日までに送ってください、
といわれて

すぐでりゃあいいもんだけども

う〜ん、それが全国津々浦々に届けられる
可能性まで考えてしまうと

もっといい画像ねえかと過去の症例を
探すわけで

ああ、いつも反省しながら画像を集めていれば
と後悔

自分の仕事をそろそろまとめねば

あと2年で山が動きだすわけですし

がんばらねばだ。
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by kenzaburou41 | 2015-03-25 00:40 | ひとり言 | Comments(0)