放射線治療後の再発

SM2でもESDする時代、とはいうものの。

ESDでとりました、おきまりのケモラジを加えました

さあ、これで手術と同等の治療が、、、

というけれど。

つい先日、ケモラジ後に数ヶ月で進行癌に育ったかたを経験し。

3ヶ月前は治療後の潰瘍で上皮化が遅いなとは思っていたけれど

ここにきて顔つきが変わったように増大。

「高齢だからESD+ケモラジ」というけれど

ESD+手術ですんだはずが

ESD+ケモラジ+手術に。。。


とはいえ、ESD+ケモラジでうまく行ってる患者さんが多数いることを踏まえると。

それから外れる患者さんをいかに早く見つけられるかが我々の仕事。

「いつ増殖するかわからない」「治ったようにみえて半分は再発します」

治療後2年くらいは注意せねば。







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# by kenzaburou41 | 2016-09-14 01:24 | Comments(0)

0−Ⅱc+0−Ⅲ

今日は勉強会に症例を持って行って。

0−Ⅱc+0−Ⅲ

0−Ⅲの真ん中にはいくら状血管のある隆起がもこもことある

ここをどうよむか。

透視では側面変形があってバリウム斑も濃淡がある

MM-SM1

内視鏡では正面からみるとやや深そうにみえるけど側面をみると孤の変形がかるい。

SM1、SM2

迷うよなあ〜 迷うよなあ〜

でもMMには止まってないでしょ、SMでしょ

SM1か2か。。さあどうする?

臨床上、明らかな転移はない。

ここでの選択肢が 内視鏡治療、内視鏡後に手術、内視鏡後にケモラジ、最初から手術、最初からケモラジ
のおおきく5つの選択肢が実はある。

昔だったら、これ当然手術でしょ

の時代から、個別化(患者さんの背景を考慮して治療を選ぶ)の時代へ。

手術して浅かっただどうしよう 

よく後からみると、実は手術しなくてすんだね、でもこれで再発の心配はないでしょう

か、やっぱり手術でよかったね

なのか

あるいは、ケモラジでもいけたんじゃないか


ステージ1の治療をどうするかが
結構悩ましいけど

胸を張って手術を勧めます、といえる外科医に。











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# by kenzaburou41 | 2016-09-10 22:36 | 早期食道癌診断勉強会 | Comments(0)

連続

昨日の扁平上皮研究会。

「口腔と咽頭と食道という臓器は連続しているんです、だから当該科同士の連携が重要です」
って

ご講演された先生が述べてられて

さらには
咽頭から頸部から縦隔に張り巡らされたリンパ管の走行。

「左には大動脈弓があるので、気管の左側よりも右側にリンパの縦の流れが
発達してるんです」

確かに、、、

「リンパ流には浅いものと深いものがあり、左右差もあり、互いに交通して
静脈角に入ります、これを見ると外科医の郭清って本当に全部できるの?って」

確かに、、、、

しかし現実にはそれで治ってる患者さんがたくさんいるわけで。

解剖やら分子標的治療の可能性やら

いろいろ話しを聞いてると

まだまだ食道癌はやることたくさんあるぜよ。

勇気いただいたっす。


ぽちっとな







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# by kenzaburou41 | 2016-09-10 07:15 | 他臓器重複癌 | Comments(0)

たっちゃんの解剖講義

たっちゃんの解剖の講義を聞いて

あ〜そうだっのか、、

と納得。

いくら完璧に手術できたとおもっても
リンパ管はいろんなところに交通があって
果たして全部郭清できてるのか、、

と思い返す。

学生時代にはもったいない講義で

脂の乗り切った外科医には目からうろこの講義。

御年80歳というけれど

また講演あるといいのに。。。



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# by kenzaburou41 | 2016-09-10 01:31 | Comments(0)

夢の会話

口腔外科が専門で分子生物学分野の研究にとりくみ

岡山大学に教授として着任

その直後に舌癌発症

構語ができなくなったのを人工舌に変えて再建。

残念ながら52歳で亡くなった先生。



障害をいかに克服するか、大学病院の使命ですわ


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# by kenzaburou41 | 2016-09-10 01:24 | Comments(0)

お茶の水SCクラブ

今日は第4回目のお茶の水扁平上皮クラブ

口腔外科、耳鼻科、頭頸部外科、食道外科、放射線科、緩和ケア科
が一同につどい、

同じような病気を併発する扁平上皮癌の患者さんに
よりよい医療を提供するための集会ですわ

患者さんを救うのは個の力ではなく、連携の強さ

この道に進んだ以上、他科との協力は不可欠ですわ

事務局として準備進めてようやく
ここまできたんですわ

成功しますように


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# by kenzaburou41 | 2016-09-09 07:30 | Comments(0)

アルコール依存症

内閣府が8日公表した「アルコール依存症に対する意識に関する世論調査」で、依存症の知識にかなりのばらつきがあることが分かった。

 正しい知識を複数回答で選ぶ設問で、68.5%が「飲酒をコントロールできない精神疾患」、40.1%が「誰もが依存症になる可能性がある」と答えた一方、「酒に強い人ほどなりやすい」は9.8%、「一度依存症になると治らない」は15.9%にとどまった。

 相談先については、「医療機関」が76.2%、保健所など「公的機関」が33.9%で、断酒会などの「自助グループ」は18.2%と認知度が低かった。

 政府は今年5月、「アルコール健康障害対策推進基本計画」を閣議決定した。依存症に関する意識調査を実施したのは今回が初めてで、今後の啓発や支援体制整備に生かすことにしている。

 調査は7月28日~8月7日、18歳以上の3000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は60.5%。 

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# by kenzaburou41 | 2016-09-08 18:41 | 食道癌になりやすい人 | Comments(0)

なぜ食道がんが怖いのか

食道癌は同じ消化管癌のなかで胃や大腸とくらべてリンパ節転移がおこりやすい
ことがしられていまして。

食道粘膜下層癌の転移頻度、JCOG0502付随研究。

m1−2で0%
m3で9%
sm1で16%
sm2で35%
sm3で62%

驚くことに1985−2001年までの当科の成績

m1−m2で0%
m3で8%
sm1で13%
sm2で35%
sm3で65%
とほぼ同じ、そらそうか。

胃癌だとsm癌で20%の転移(分化型15.6%,未分化20.8%)、
大腸癌だと10%(結腸9.1%,直腸11%)

なんで食道の粘膜下層浸潤癌は胃や大腸の進行癌に匹敵する!

こわっ。

かつ胸部中部食道癌は首胸腹の3領域に転移するから
ほんとに内視鏡+抗がん剤+狭い範囲の放射線照射で治るのか?

って疑問が生じ。

腫瘍の上下3cmでいいか。

それとも広範にあてるのがいいのか。










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# by kenzaburou41 | 2016-09-03 08:09 | 食道の解剖 | Comments(0)

TS1+パクリタキセル

食道癌に効く抗がん剤の組み合わせ

5FU+シスプラチン

効かなかったら
ドセタキセル+ネダプラチン

さらに効かなかったら
TS1+パクリタキセル

そこまで行ってさらに効かなかったら?

一般的には
それ以上はなかなか効果の得られる薬が
ないのが現状で。

どうしたものか、、、

食道癌でも分子標的薬が使えるといいのに。

ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-09-01 22:30 | 抗がん剤治療 | Comments(2)

見落とし

病棟の患者さんで、ふとよく見たような名前の患者さんが入院してて

はてなんじゃろなと思って
カルテをひっくり返すと
食道癌の治療後に胃癌が見つかって入院という。

ゲッ、このかた前内視鏡やってなかったか、、

と見直すとそこにはケン三郎の名前が。。。

見直してみると確かに撮影されて、小さな異常を
気にしてはいるが生検していない

ああ、これそうだったか、、、と反省する

うーん、この方除菌も勧めたのになあ、、

咽喉頭だけじゃなくてもちろん胃癌も心配だよな

こないだ除菌を勧めたら

「みんながみんな癌になるわけでもないのに
そんなの受けたくない、怖いんでしょ除菌って」
というおばちゃんに遭遇し

どこで聞いたか目の前のケン三郎のいうことは
ちっとも聞いてくれそうにない

かといっておばちゃんのいうことにも一理あり

癌が見つかるのもいろんな運もあるし

早い段階でみつかるひと、そうでない人

どっちにしたってできる範囲の治療を考える




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# by kenzaburou41 | 2016-08-25 00:00 | 経鼻内視鏡 | Comments(1)

後出血

食道の手術

扱う領域が首、胸、腹と3つの領域に及ぶので

どこも気をぬけない

当たり前のように手術をして
いろいろ合併症は起こすけどもなんとか
回復して乗り切って無事に退院する

いろいろ怖い合併症ありますよ
と話しても、大抵の問題はクリアして元気になる


しかしながら、
術当日の夜に出血がおき、あれよあれよと
ショック状態に陥るという危険もはらんでいる
のが食道の手術。

胸を閉じるときは、時間がいくらかかってもいいから
じっくり入念に血が出てないことを確認する

ここをおそろかにすると
いっときの気の緩みが一生の後悔を生むことにも
なりかねん

「食道の手術」がうまくいくには
慎重に行くところは慎重に
簡単にできるところは簡単に

緩急自在であることと

ここぞというときのリカバリーショットを打てること


気合ですわ


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-23 23:17 | 手術の合併症の話 | Comments(0)

次回のテーマ

第76回食道色素研究会 2017.1.13(金)-14(土)

主題:日本食道学会拡大内視鏡分類「B2血管」を再考する

井上・有馬分類をもとに日本食道学会から食道専門医だけでなく,一般内視鏡医も簡便に使用できることを目的とし,日本食道学会拡大内視鏡分類が作成され約4年が経過した.
現在この分類を用いた深達度正診率等に関して多施設共同前向き研究が進行中である.論文や学会・研究会等での単施設による報告では,B1血管の正診率は90%を越えるものの,ループ形成に乏しい異常血管と定義され,深達度MM/SM1に相当するB2血管での正診率はB1血管に比べ約60%程度と低い.
 自施設におけるdataではB2血管による誤診の多くは,病理学的深達度がpSM2であった.大腸癌深達度診断におけるInvasive patternを参考にB2血管の領域性に着目し,この領域性をいかにSM2癌へ結びつけることが可能かを検討したところ,約10㎜以上の長軸径の場合にSM2の可能性が有意に高い結果に辿り着いた.
そこで,第76回食道色素研究会では,各施設でB2血管と診断した症例をもとに,B2血管を呈した領域の長軸径と深達度診断の相関を多数例で検討したい.特にB2血管を呈した部位を含めた近傍領域において深達度がpSM2であったUnderdiagnosis症例が重要と考える.
B2血管の長軸径の測定は(最後に具体例を提示),NBI観察でのB2血管領域と新鮮切除標本や固定切除標本との対比に基づき,B2血管領域の最大長径を計測し,その病理組織学的評価を行う.各施設からは,このdataをもとに深達度MM/SM1とSM2におけるB2血管の長径の違いがあるのか,あるのならばどのくらいの長軸径ならばSM2を考慮すべきかについて検討いただき発表いただきたい.さらに各施設からはB2血管症例の長軸径とその病理学的深達度をアンケート用紙に記入いただき,代表世話人はこれらのretrospectiveなdataを集計し,食道学会拡大内視鏡分類に亜分類として組み入れたい.




次回はB2血管に迫ります。ご準備お願いします!
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# by kenzaburou41 | 2016-08-20 13:32 | 食道色素研究会 | Comments(0)

MCV

MCVとは赤血球1個当たりの容積の平均値で、赤血球の大きさを判断するための指標です。多量飲酒によってMCV≥95fLに上昇することがしばしば見られます。アルコールや代謝産物であるアセトアルデヒドの赤血球への毒性に加えて、バランスの良い食事を摂らないことにより、赤血球を作る過程に必要なビタミンB12や葉酸が欠乏することなどが原因と考えられています。禁酒しても標準値に戻るまでに2~4ヶ月かかることが知られています。



採血でMCVをチェックすると、酒を飲んでるかどうかがわかる


外来の前に2−3日辞めても採血でわかってしまいます。
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# by kenzaburou41 | 2016-08-19 23:34 | 食道癌になりやすい人 | Comments(0)

アクロサージ

外科手術に新しい旋風を巻き起こす」――。血液透析装置大手の日機装が、新たに外科手術用デバイスへ参入した。同社 代表取締役社長の甲斐敏彦氏は、成長が見込まれる医療分野で「血液透析以外の分野に事業を広げていきたい」と意気込む。「2025年には手術用デバイスの世界市場が4000億円規模になると予想される。2021年に世界市場に参入し、2025年には世界市場の25%にあたる1000億円を占めることを目標にしている」
 同社が市場投入するのは「外科手術用エネルギーデバイス」。外科手術において、組織の切除や止血を行う器具だ。今回、高周波電流や超音波を使う従来タイプとは原理が異なる、マイクロ波デバイスのエネルギーデバイス「Acrosurge(アクロサージ)」を開発。周辺組織に影響を与えない“焼きすぎない”病変切離と、高い止血性能を両立した。2016年8月から6カ所の医療機関で臨床試用を行い、2017年1月の発売を目指す


今年の食道学会でも話題となったアクロサージ

確かに、血がでないっ

5年後、10年後  外科手術の安全性が高まるのが楽しみですわ
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# by kenzaburou41 | 2016-08-19 23:07 | 新しい治療法 | Comments(0)

さよなら電子カルテ

宮崎大学医学部附属病院は、マルチプラットフォーム型電子カルテ「Man・Go!」を開発、2016年11月の稼働を予定する。WindowsやMac OSのパソコン、AndroidやiOSのスマートデバイスなどさまざまなOSや画面サイズの端末で電子カルテを利用できる。特に、スマートフォンで電子カルテの「フル機能」が使えることを前提に構築した。

 実現を目指すのは、「病院ノマド(ノマドは遊牧民の意)」。院内・院外どこにいても必要に応じて電子カルテにアクセスでき、さまざまな処理ができる環境の構築だ。同病院 医療情報部 教授の荒木賢二氏は、第20回日本医療情報学会春季学術大会(2016年6月2~4日)のランチョンセミナー(インターシステムズ共催)でこの取り組みについて発表した



ついにきたか、ケン三郎がいつかこの日が来ると信じてた、
どこにいても電子カルテにアクセスでき、指示がだせる環境

いまは休日でもわざわざでかけて患者さんに
直接会って、医療端末を見に行ってデータを確認し
ああ大丈夫だった、と確認しなきゃいけない

けどそれも不要、必要かどうか、何か問題が起きてないかを
ある程度情報を集めることもできる。

そうじゃなきゃいかんでしょ

いつまで経っても「24時間365日医者であれ」
じゃあ。。。

これで患者さんの トリアージもできれば無駄な受診や救急車の搬送
も不要になるんですわ

それに加えて癌のリスクの高い方にも情報を伝え
必要なひとには受診を促す

必要のない方には医療費削減のためにも無駄な検査を
控えていただく


同じひとが何回も検査を受けるのではなく

必要なひとに必要な時期に効率良く検査を提供する


ビックデータの活用が楽しみですわ


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-19 22:58 | ひとり言 | Comments(0)

休み明け

夏休みを終えて明日から仕事なんですわ


休み中、東北と九州には酒飲みが多いって本を読んでて

京都、奈良を中心にしてそこから離れるほど酒に強い説

1975年日本酒ブームが訪れ、そのころ20代だった
モーレツサラリーマンだった人々が、いま60代

酒飲んで赤くなりだんだん飲めるようになった60代

危険ですわ

日本酒ブームはその後ウイスキー、ビール、ワイン、焼酎、酎ハイとだんだん
度数の低い酒に移っていく


がしかし、1970−1980年は日本酒の消費量が年150万キロリットルを超えた10年。
いまは60万キロリットルだから約2.5倍の日本酒が消費されていた!

1985年くらいからその量は減っていくのだけれども。

進行食道癌の平均年齢がだいたい67歳だから 1950年生まれくらいが
いままさに食道癌適齢期。

同窓会があったら、この情報を回してほしいんですわ

あのころ、酒が弱かったのにいま酒すげえ飲んでる同期。

いますぐ内視鏡を〜


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-17 23:16 | ひとり言 | Comments(0)

ビッグデータ

食道癌になった人、これからなるであろう人

頭頸部癌になったひと、これからなるであろう人

そういう人の行動パターンを集積し

どこに集まるのか?

を分析

集まったところで、一斉検診を行い

食道がんの芽を早いうちから摘む

そして一度食道がん、頭頸部がんになった患者さんを

丁寧にケアしていく


ライフプランナー的な役割


医療技術がいくら進歩しても


抗がん剤がいくらいいのが出ようと


いい放射線治療が出現しようとも


できる治療には限りがあり


なりやすい人はわかったぞ、

じゃあ次の手をどうするか?

これを考える時代ですわ


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-12 23:15 | ひとり言 | Comments(0)

どや顔

治療がうまく行った時に

医者が「どや」うまくいったやろ

的な顔をする

その「どや」の度合いは

難易度の高い病状をいとも簡単にこなしてのけた時ほど、
医者は「どや」になる。

これだけうまくいったのだから


「見違えるほどよくなりましたよ」

と言って欲しいのだが

手術の場合、

もとどおりの体に戻るわけではないので

医者と患者さんの考える目標到達点には当然ズレがある


これが内視鏡治療だと

「どや」 「よくなってるでしょ」

的な感動の押し売り的なことが目立ち。。。。

どや、といいたいところを

いえいえ、このくらい当然ですよと

当たり前のことのようにやるのが超一流

ケン三郎、そういう意味では

まだまだっ。


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-10 01:14 | ひとり言 | Comments(0)

来年の色素研究会

今日は食道色素研究会

10題の演題で「拡大との乖離が見られた症例」を勉強いたしましたが、、、

だんだん参加者は減ってきて

なんとか魅力のある研究会にならないものかと

次回は1月13日でございます。

B2血管のうち、どういうB2がsm2なのかを
調べる予定

どういうって、やっぱり面積の広いB2でしょ

全国津々浦々から集めましょう


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-06 22:25 | ひとり言 | Comments(0)

食道色素研究会

明日は東京医科歯科大学MDタワー2F 鈴木記念講堂にて
食道色素研究会
が開かれます

朝9時から10演題、このクソ暑い中を食道がんの勉強したい
先生が集まります

ふるって御茶ノ水までお越しくださいな

ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-06 00:44 | 食道色素研究会 | Comments(0)

こんな講演は嫌だ

「⚪️⚪️病の薬

いろいろ出てます

飲み続ける必要があるでしょうか?

軽症ですと、症状のあるときだけで
いいんじゃないですかね

いやしかし、この薬を辞めてしまうと
とたんに ✖️✖️ %の方は再燃するんです

一方でしっかり飲み続けた方はきちんと
治っております

ですのでこのお薬をきちんと欠かさず
続けたほうがいいんです」

ひゃ〜っ

言っちゃった、、、、

とおもわず言ってる自分が笑ってしまう。

「しっかり毎月私のところに通って
薬を飲み続けましょう」

実際そういう方もいらっしゃいますけど

本来薬に頼らない生活を目指すべき


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-02 23:17 | 講演録 | Comments(0)

食道学会分類

2012年からの拡大内視鏡の診断精度をしらべていたら

B1血管がEP LPMである確率   93% これは皆が認めるところ。

ところがB2血管。  ケン三郎の診断では53%   浅いものもあれば深いものもあってばらつき
あり  すごくいいとおもってるんだけども深くなると解釈が難しく、、、

B3血管がsm2である確率70%

ってことで 何年と拡大内視鏡を勉強してはいるものの、
木を見て森を見ず的なことになって

そう診断能が上がったとは言えず。

やはり病型で0− I、0−III はSM2-3
0-ⅡbはEP

0-ⅡaはLPM

0−Ⅱcは EP~sm2

辺縁隆起をともなう0−Ⅱc+0-IIaは危ない、とか

表層拡大のなかの0-IIaは一段深く読むとか

基本が大事だということを気付かされる

聖域のないESD適応拡大ではなく、聖域を自分のなかで決めて、いいと思う治療を提供しよっと。



ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-08-02 00:10 | 拡大内視鏡 | Comments(0)

ガイドライン

頭頸部がんのガイドライン2013年度版

早期下咽頭がんにおいて喉頭を温存する治療方針は推奨されるのか?

推奨グレードB 

:根治照射あるいは喉頭温存手術のいずれかをここの症例に
応じて選択することが推奨される


とあり。かつ

「放射線治療は年齢や全身状態にほとんど制約をうけないため
広くおこなわれ、潜在的頸部転移にたいする予防的頸部照射を
おこなうことにより良好な局所制御喉頭温存率と生存率が報告されている」


とある。


口からがんを表面から削りとる治療が普及している
とはいっても、ごく一部の施設でしかまだ
治療をうけられないということで。

ガイドラインに掲載されるのは最先端の治療方針ではなく
ある程度みんなに認知されてどこの病院でも受けられるように
なって初めて「ガイドライン」になるということ


いやいや、一晩で決着がつくかもしれない治療があるのに
なんでまた?

広く普及させるには、論文を英語でかき、学会で発表し、活動をするとともに

ブログで一般の人にも分かりやすく伝えるということ。

都知事選しかり、どうやったら共感が得られるか??

責任重大ですわ〜


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-07-31 23:27 | ELPSでのどを守る | Comments(0)

最新データ

b0180148_9573645.jpg



当院の最新のデータをアップデートですわ

頭頸部癌とひとくちにいっても
口からのどから鼻からいろいろですわ


食道と関連が深いのは

1)下咽頭がん

2)口腔底~頬粘膜

3)中咽頭がん


ベスト3ですわ

おそろしく重複頻度が高いのは下咽頭と口腔底~頬粘膜でともに約6割の患者さん
に食道癌を重複ですわ

食道がんからみたら頭頸部癌になるひとは10人に1人だけど
頭頸部癌をみたら食道にもあると思え

がいまや常識ですわ

4位 喉頭癌

5位 舌癌

6位 歯肉癌

ですので 口腔外科との連携も重要なんですわ このうち舌癌は30~40代にも発症し
やや分類が違う印象ですわ


食道がんになる年齢は65歳 癌適齢期ですわ


この癌適齢期をいかにおだやかにすごせるか?


酒をのむと赤くなりだんだん飲めるようになった方は要注意ですわ

ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-07-30 10:06 | 他臓器重複癌 | Comments(0)

鼻テクノロジー

最近海外の学会から
お前面白えことやってんな、こっちでも発表しねえか?

的な学会演題登録のメールが来て

いやいや登録するだけで10万円でしょ、渡航費、ホテル+飛行機
安くみつもっても20万でしょ。めし代とかお土産代とか
いろいろその土地でしかできない行事にお金つかうし、
その間バイトにいけないからうちの家計的にはマイナス50万

いやいやそんなお金ないですよ

学会に行ってもなあ、、

とおもって。

今日メールみてたら

International Conference on Nanotechnology Research

なる学会から招待状が。

ナゾテクノロジー?

経鼻ってこと?

いや〜そんな学会があるなんて

まさに〜食道癌、咽頭癌患者を救うのは経鼻内視鏡〜

ついにワールドワイド???

行きたいなあ〜行きたいなあ〜
場所はテキサス??

経鼻内視鏡を世界へ


ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-07-30 00:13 | 学会奮闘記 | Comments(0)

計画的ESD

学会で発表した全周性食道表在がんへの
planned ESDが

いいねえ、そういう考えもあるかね

断端陰性が当たり前だと思ってた

がんに切り込んじゃいけないとおもってた

そういう考えの方から絶賛され

反響も多々あり。

いやいやAPCで十分コントロールつきますから
EPがんは。分割で十分っすよ

とおもいつつ、今度英文化に着手。

果たして欧米の専門家に受け入れられるか

バレット粘膜焼いてるくらいだし
欧米のほうが受け入れてくれるかも。。

さああと1ヶ月以内に仕上げよう

ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-07-28 00:36 | 内視鏡治療 | Comments(1)

医療経営管理学

国際医療福祉大学大学院 医療経営管理分野では、医療福祉管理学コース(通称:研究コース)に加え、2010年度から、高い経営戦略立案能力を有し、ヘルスケア分野の第一線で活躍 できる人物の養成を目的とした医療経営戦略コース(通称:h-MBAコース)を開講しています。 h-MBAコースのhはヘルスケアを意味し、このコース は、従来のMBA(経営学修士)を、よりヘルスケア分野に特化したものとなっています。看護師で経営を学びたい人を対象とした看護経営も包含しています。


何十年と医者をやっててだんだん年をとると、手術は円熟味を増すというが
臨床的には若い者がいろいろやってくれるので

若い時にできてたことがいま出来なくなっていたり

ああ、また若いときにもどっていろいろ学ぶってのも
なんだよなあ

なんて考えてて

ある雑誌をみてたら
「医療経営管理学」をまなんで修士をとった若いやり手の院長の話がかいてあった。

限られた医療資源、労働力のモチベーションをどう高め
そして利益をあげていくか

などの戦略を練る話

そうだよなあ、これからは医療の質もそうだけど
戦略が大事だよな

がん検診100%の必要は全然なくて

がんになりそうな人に検診を集中し

なりそうじゃない人はテキトーに

そういう振り分け学といいますか

これを早く学べばあなたも院長候補っ

ぽちっとな
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# by kenzaburou41 | 2016-07-26 22:54 | ひとり言 | Comments(0)

聖域なき適応拡大

食道学会で、先人から一言。

ESDは「聖域なき適応拡大時代を迎えた」

いやいやきつい一言ですわ

なんでもかんでも切除できるからといって
適応をどんどん拡げていけば

本来根治手術で治る病気が救えなくなる可能性もある

そういう私も、ESDじゃ治らないかも、とおもいつつ
まずESDを勧めてしまうことがある

積極的に手術を最初から薦めるか?

心の中に聖域をもっておけ、ということ

しかと受け止めるんですわ

ぽちっとな

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# by kenzaburou41 | 2016-07-25 21:36 | 内視鏡治療 | Comments(0)

抗がんウイルス製剤

がん細胞だけを破壊する特殊なウイルスを使った治療で、食道がん患者7人のうち5人で腫瘍が消えるなどの効果があったとする成果を、岡山大学のチームがまとめた。

 28日から東京都内で開かれる日本遺伝子細胞治療学会で発表する。

 ウイルスは正常な細胞では増殖しないため副作用も起こりにくいとし、2020年頃の薬事承認を目指す。

 このウイルスは、岡山大の藤原俊義(としよし)教授(消化器外科)らのチームが02年、風邪の原因となるアデノウイルスの遺伝子を操作して開発した。がん細胞に感染して増殖し、細胞を破壊するが、正常な細胞に感染した場合は自然に消える。

 また、ウイルスには、がん細胞が放射線などで傷ついた自らのDNAを修復する機能を阻害し、細胞を死滅させる働きもある。放射線治療の効果を高めることも期待できるという。



新しい治療法 よりよい時代へー
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# by kenzaburou41 | 2016-07-22 06:30 | 新しい治療法 | Comments(0)

焼酎

鹿児島大大学院医歯学総合研究科の乾明夫教授らの研究グループは、本格芋焼酎に血糖値の上昇を抑制する効果があることを臨床実験で確認した。乾教授は「芋焼酎は(食事に注意すれば)糖尿病を心配する人たちでも比較的安心して楽しめる」と話している。芋焼酎はブーム時から比べると出荷量は減少しており、鹿児島県酒造組合は「アピール材料が増えるのはありがたい」と喜んだ。

 乾教授によると、臨床実験では健康な30代から50代の男女3人ずつ計6人が入院してビール、清酒、芋焼酎、水の4種類を、アルコール量が40グラムになる配分で1週間おきに1種類ずつ飲みながら夕食を取った。

 食事後1時間と2時間、12時間の3回採血し、血糖値を下げるホルモンであるインスリンと、アルコール濃度を測定した。その結果、6人の平均値で芋焼酎の濃度がいずれも低く、1時間後の血糖値では水が約50%上昇したのに対し、芋焼酎は約15%にとどまったという。

 血糖値抑制のメカニズムはまだはっきりとはしていないが、乾教授は「芋焼酎のこうじ成分が筋肉への糖の取り込みを促進するのかもしれない」とみている。

 今回の研究は2009年から11年にかけて行われ、結果は米国の科学雑誌に4月に掲載された。



逆の結果だったら、、、こわっ。 発表できないっ??
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# by kenzaburou41 | 2016-07-21 00:15 | 食道癌になりやすい人 | Comments(0)