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1年前異常なし

1年前に内視鏡検査 他院で
鎮静して眠ってうけました。

のどの違和感あって

内視鏡やったら下咽頭右梨状陥凹に進行がん、
もはや声帯動かない

耳鼻科から内視鏡依頼あって

検査したら食道にも早期がんあって

胃はピロリのいないきれいな胃

うーん

このパターン

何度見たことか。。。

これから胃がんは確実に減るから

咽頭食道をよく見る内視鏡に方針転換しないと。




# by kenzaburou41 | 2026-02-09 23:29 | 経鼻内視鏡 | Comments(0)

下咽頭がんの上部消化管スクリーニング

本日の読み物


Screening for second primary tumors in the aerodigestive tract in non-Asian populations with head and neck cancer – systematic review and meta-analysis

A.D.I. Maan et al ESMO Gastrointestinal Oncology 2025



背景
食道、肺、または頭頸部に一次腫瘍を有する患者は、これらの領域に第二原発腫瘍(SPTs)を発生するリスクが高い。これまでの SPT 有病率に関する研究の多くはアジア人集団を対象としており、非アジア人集団に関するデータは限られている。そのため、スクリーニングの有用性は明確ではない。本レビューは、これらの領域に一次腫瘍を有する非アジア人患者における SPT スクリーニングの成果を評価することを目的とした。

患者と方法
食道、肺、または頭頸部の一次腫瘍診断後に、これらの部位における SPT をスクリーニングした研究を対象に、系統的文献検索を行った。主要評価項目は、スクリーニングによって診断された食道・頭頸部・肺の SPT 全体の有病率とした。

結果
食道または肺の一次腫瘍後の SPT スクリーニングに関するデータが限られていたため、本レビューは頭頸部一次腫瘍後のスクリーニングに焦点を当てた。非アジア諸国からの 26 件の研究(計 8071 名)が対象となった。

SPT 全体のプール有病率は 5.4%(95% CI: 4.1–7.2%)
食道 SPT の有病率:5.3%(95% CI: 3.7–7.7%)
頭頸部 SPT:4.6%(95% CI: 1.0–18.1%)
肺 SPT:4.0%(95% CI: 2.6–6.2%)
SPTs の多くは、一次腫瘍が下咽頭がんである場合に検出され(60.0%)、同時性(45.3%)と異時性(54.7%)の割合はほぼ同じであった。
結論
非アジア諸国においても、特に一次腫瘍が下咽頭がんの患者では、食道 SPT の内視鏡スクリーニングを検討すべきである。

↑アジア諸国では当然ですが、非アジアでも内視鏡スクリーニング
やりましょう



# by kenzaburou41 | 2026-02-08 12:31 | 他臓器重複癌 | Comments(0)

下咽頭がんの進行速度


食道がんの患者さんがもっとも重複しやすい他臓器重複がんは
まちがいなく下咽頭がんで

食道のすぐ入口にあり、同じ扁平上皮

酒がいったんたまる場所

喉ごしっていうけど

喉ごし直前

NBIのおかげで簡単に病気がみつかるようになったし

バリウムうけてたら一生みつかんないから

早く見つけてほしいなら

胃カメラ受けるのが必須

で、どのくらいでみつかえばいいか

1-2mmで見つかるのは至難の業

15mmくらいあればわかるんじゃないか

じゃあどれくらいのスピードで大きくなるか?

↓ ほかの病気があって、下咽頭がんは様子を見ていた方

まあ3年もたつと、しっかり厚みがでて 転移を危惧するくらいに
大きくなるようです。
下咽頭がんの進行速度_b0180148_21265942.jpg














ですから病気がみつかっても慌てることなく
時間をおいてから取りに行っても十分まにあう

食道がんよりは治りやすい癌だと思います。

とはいえ、リスクのある方はしっかり内視鏡をうけて
喉もチェックしてもらいましょう








# by kenzaburou41 | 2026-02-07 21:36 | ELPSでのどを守る | Comments(1)

アンケート

アンケート調査ですが
倫理委員会通しておいたほうがのちのち
報告するときにいいでしょう

ということで準備中でございます

食道がん患者さんになりすまして アンケートにこたえる
とか
悪意あるひとがうそ八百たくさん書いて台無しにするとか

そんなことはないでしょう、と信じて

内容は 前どれくらいのんでた? 医者は減らすか辞めるか指導している? 今へってる?
やめたけどまた始めた? 医者におさけのこと聞かれてうそついてません?

飲んでる量とか頻度聞かれて、8割くらいに言ってません?

ちょっとうそついたときに罪悪感あります?

パートナーに隠れてお酒こっそりのんでません?

食道がんになって初めて内視鏡治療をうけてこれからどうなるのか不安でいっぱいな人

数年たって食道がん克服してホッとしてるひとと

5年くらいたって下咽頭がんができてきて、さすがにこれはヤバいとお酒をやめる決意ができたひとと

それでも治ってるんで、また早く見つけてもらえばいいとのんでしまう人と

10年も20年もいくたの困難をのりこえ、レジェンド級の戦いに勝って生還している人と

もう、人それぞれ。 

「普通の先輩 いい先輩 悪い?先輩」

欽ドン!じゃないんだから

とにかくとび切りの酒飲みさ~ ♪


いろんな人がいていいんです  にんげんだもの





# by kenzaburou41 | 2026-02-06 23:14 | 市民公開講座2026 | Comments(1)

IMPT

本日の読み物:中咽頭がんへのIMPT(陽子線治療)

Proton versus photon radiotherapy for patients with oropharyngeal cancer in the USA: a multicentre, randomised, open-label, non-inferiority phase 3 trial. Lancet. 2026 Jan 10;407(10524):174-184. PMID: 41391462


背景:中咽頭癌に対する標準治療であるIMRTは高い局所制御率を示す一方、 嚥下障害、 口腔乾燥、 重度リンパ球減少症などの治療関連毒性が問題となっている。 IMPTは治療強度を維持しつつ毒性を軽減できる可能性がある治療選択肢の一つである。 今回の研究では、 中咽頭癌患者を対象にIMRTに対するIMPTの有効性と安全性を前向きに検証した

研究デザイン

米国21施設で登録された18歳以上のStage IIIまたはIVの中咽頭癌患者440例を対象とし、 IMPT群とIMRT群に1:1で無作為に割り付けた。

主要評価項目はPFS、 副次評価項目はOS、 5年再発率、 治療関連毒性であった。

結果

追跡期間中央値3.2年の結果、 主要評価項目であるPFSにおいて、 IMPT群のIMRT群に対する非劣性が示された

(HR 0.88 [95%CI 0.57–1.35]、 非劣性p=0.005)。

各群における3年PFS、 5年PFSは以下の通りであった。

3年PFS

  • IMPT : 82.5%
95%CI 76.1-87.3
  • IMRT : 83.0%
95%CI 76.7-87.7

5年PFS

  • IMPT : 81.3%
95%CI 74.5-86.5
  • IMRT : 76.2%
95%CI 68.0-82.6

5年時点でのOSはIMPT群で90.9%、 IMRT群で81.0%であり、 IMPT群で有意な改善が認められた (HR 0.58 [95%CI 0.34–0.99]、 p=0.045)。

5年再発率では、 局所再発、 領域再発、 遠隔転移のいずれにおいても両群間に有意差は認められなかった。

  • 局所再発 : IMPT 2.9% vs IMRT 5.6%
  • 領域再発 : IMPT 3.4% vs IMRT 3.2%
  • 遠隔転移 : IMPT 9.1% vs IMRT 8.9%

安全性評価では、 IMPT群において高グレードの治療関連毒性が低頻度であった。

  • 重度リンパ球減少症 : IMRT 89% vs IMPT 76%
  • 嚥下障害 : IMRT 49% vs IMPT 31%
  • 口腔乾燥 : IMRT 45% vs IMPT 33%
  • 胃瘻依存 : IMRT 40.2% vs IMPT 26.8%                                                              

著者らは 「IMPTは無増悪生存期間においてIMRTに対する非劣性を示し、 全生存期間の改善、 同等の疾患制御、 およびIMRTと比較した  高グレード毒性の低減が認められた。 治療関連死および進行後の死亡はIMRT群でより頻繁に発生した。

IMPTは中咽頭癌患者に対する新たな標準治療選択肢である」 と報告している。



# by kenzaburou41 | 2026-02-04 23:37 | 放射線治療 | Comments(0)