「食道癌診断治療ガイドライン」
は食道癌の治療経験の豊富な先生方が、
経験の少ない先生にこうしたほうがいいですよ
という指針を打ち出したものです
グレードがA~Dまであって
A 強い科学的根拠があり、行うように強く勧められる
B 科学的根拠があり行うよう勧められる
C1 科学的根拠はないが行うよう勧められる
C2 科学的には根拠がなく、行わないよう勧められる
D 無効性、あるいは害があることが科学的に根拠があり
行わないように勧められる
簡単にいうとAが「それ常識やん」
Dが「え、そんなことやっちゃいかんよ」
医者はだいたい、このガイドラインに
沿って治療しますが
治療法は同じステージでも
患者さんによってもまちまち
なのが食道癌治療の特徴ですので
経験のある先生はいくつかの方法
でどれがベストか,ベターかを
計りにかけて方針をたてます
ケン三郎はこんなこといってるけど
そんなこと違うんじゃない?
ということが時々あるのも、
治療に多様性があるという
特徴を示しています。
ぽちっとな