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喉頭前方けん引法

食道の入り口をよく見たい場合

1)まずスニッフィングポジション

左側臥位で横になって
こぶしが一握りくらい入るように
頸を前に倒します

くびを前に倒したまま、今後は下顎を前につきだします

「アイーン」の体位です。 

経口内視鏡を入れる場合でも、この体位のほうが
スペースが広がってオエッとしにくいですから
ぜひやってみましょう

知らない先生には教えてあげましょう

2)次に前方けん引法ですが

下顎を前に突き出すと、のどのところに
カーブができるとおもいます。

このカーブの真ん中、

おそらく甲状軟骨と舌骨の間?に右手を入れて
ぐっとあごのほうに引っ張る、

うまくいえないのですが
押して引っ張る
イメージです。

喉頭前方けん引法_b0180148_15525494.jpg



この時右手が離れるので、
経口内視鏡で入れた場合、
ストッパーのないマウスピース
だとスルスルぬけてきて観察がしにくいと思います

鼻からの場合も、サブちゃんのような鼻の孔がでかい
患者さんはスルスルぬけてきますが
たいていの方は、鼻で固定されているので
そう一気に抜けることは少ないです。


この2つだけでも、視野はだいぶひろがります。

あとはアップップですけど、「息こらえ」「うっと止める」
ではなく「息吐き続ける」「口を結ぶ」「頬に空気を充満させる」
イメージです。


今、経口内視鏡でもこの手法を取り入れている先生が
出てきて、「やっぱりここも見なきゃ」
というのが次第に浸透しております。

この3つを全部合わせて、コツをつかめば約8割上がります。

そうはいっても、なかなか上がんないよ、と思う先生、

ケン三郎は最初の半年は58%でしたが
最近の半年は78%です。

習得して損はない手技ですのでお試しください。
by kenzaburou41 | 2012-07-27 16:10 | ELPSでのどを守る | Comments(0)
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