肺炎

食道癌の手術合併症で
もっとも頻度の多いのが肺炎で

元々食道癌になりやすい人が
お酒,タバコの相乗効果と言われていて

食道の手術前,少なくとも1ヶ月
前には禁煙をする必要がありますが

入院して「昨日まで吸ってきました、
今日から禁煙です」

とか

さらにタバコを入院時に持ち込んで
来るとなると

我々医療者がせっかく、サポートしようと
頑張ってても水の泡

しかし、禁煙が守れない患者さんは
術後1週間、ものすごく苦しい思いを
する、と覚悟していたほうがいいと思います。

大きく深呼吸できない、

喉の辺りでゴロゴロ言っているけど
痰を吐き出せない

「まるで水中でもがいているかの
ように苦しかった」

とおっしゃいます。

どうしても痰が取れない場合は
のどの小さな穴をあけて痰をとる
管を挿入します

それでも肺炎が悪化する場合は
人工呼吸器を再装着、

重い肺炎との戦いが長引き、
長期ベッド上の生活になり
そうとう体力も衰えます。

「食道癌」
見つかった時点で、手術をしようと
思ったら


まずは禁煙が大事です。

あなたをみんなで見守っています

どうぞ勇気をもって立ち向かいましょう


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2012-08-16 00:10 | 手術の合併症の話 | Comments(1)
Commented by saki at 2012-08-16 10:13 x
旧ブログがNot foundになったので心配しておりましたが、やっとこちらのブログを発見しました。
父が食道がん闘病中は、先生のブログを毎日必死で読んでいました。父も30年以上も前に禁煙してはいましたが、開胸手術のあと肺炎で苦しみ、予定より長く入院しました。手術成功のあと、1年半で転移がみつかり、放射線や抗がん剤のかいなく亡くなりましたが、主治医の先生には本当に感謝しています。主治医の先生を見ていると、本当に忙しくて大変そうでした。病院は違いますが、先生も激務の中、こうしてブログを続けられるのはとても大変なことと思います。どうかお体にお気をつけてください。
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