人気ブログランキング |

治療の順番

下咽頭癌で紹介された患者さん
の内視鏡をやったら

表層拡大型食道癌がみつかった

さらに早期胃がんまで見つかった

下咽頭癌を見つけたのに食道癌と胃がんは
見つからなかった

これも「後医は名医」ということがあって

後から見る医者は前の医者よりも条件が
いいわけなのでより詳しい検査ができる
から、その分みつかるわけで

決して前の医者が悪いというわけではない

さて、どの癌から治療するか?


ケナコルトの登場で表層拡大型食道癌の治療も
大きく変わりつつあり、昔は広すぎて内視鏡治療は
無理です、というものでも、浅く広いものに関しては
内視鏡治療をやる時代になりつつあります。


食道は粘膜筋板に到達してから10%の転移がありますから
まずは食道でしょうか?

同時に余裕があれば胃の早期がんの
内視鏡治療もおこない


下咽頭癌は、病気の厚さが1mmなければ
ほとんど内視鏡だけでよさそう、ただし
まだ多数例の検討はこれから

ってことで

急ぐ順番としては


食道、胃、下咽頭の順でしょうか


食道癌患者さんは、食道癌だけを治療
というよりも
そのほかの癌もケアしなくてはなりません

やっかいな病気ですが
それと戦ってるみなさんは
力強く、、


先日も内視鏡はおわって

「麻酔が効いているから1時間はお水飲まないでくださいね」
と患者さんに言ったら

「水はだめかあ、、、じゃあ酒はいいの?」

って聞いてる患者さんがいて


伝えた看護師さんも きょとん


酒と病気とうまくつきあうこと。

が重要のようです
by kenzaburou41 | 2012-11-28 21:04 | 他臓器重複癌 | Comments(0)
<< 下咽頭癌への咽喉頭手術 一つの臓器 >>