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内視鏡後に伝える事

内視鏡の検診業務。

40代50代でそろそろ
検査を受けておこうか
とおもった患者さんに

「こんなに苦しいなら
二度と受けたくない」と
思わせてはならない

けど、ケン三郎が働いてる病院には
経鼻内視鏡が置いてないから
しかたなく経口内視鏡でなるべく
苦しくないように検査をしている

エンドリーダーでもあったら
もっと楽にできるのにと思いつつ

でも受ける患者さんはそんなことは
知らないから

どんな器械を持っても
病気をなんとか見つけようと
しなきゃならない

「患者さんに伝えること」
パターンその1

食道癌に将来的になりそうな人
は問診である程度わかるし

食道に入った瞬間にざらざらしてて
正常血管透見が見にくい

この人ヨードかけたらきっとまだら
不染だろうな、と想像しながら
目をこらして
明らかな領域性のある異常を探す

きれいな看護師さん
(サスリスト)
に背中をさすってもらい

終わったら、お疲れさま、とても
上手に飲めていましたよ
と患者さんを褒める

「でも、お酒のせいか食道がとても
危険な印象です、将来癌ができそうな
食道でしたから毎年検査を受けて下さい
お酒はできれば量を減らすか、休肝日を
設けるかして適量にしてくださいね」
と伝える。

受付嬢には「また来年も待ってますよ」
と笑顔で帰ってもらう

患者さんを一人にしない、
社会的ネットワーク作りが重要です

「私はあなたの体がとても心配です、
お仕事に夢中になるのはわかるけど
健康あってのお仕事ですから、
年に1回でいいので、私たちの事を
忘れないで検査を受けに来て下さい」

パターンその2

食道は問題ない、胃に入って

まず胃体上部の胃粘膜の様子や
粘液の付着状態を見る

粘液が少なく、RACがあって
胃底腺ポリープがあると胃の萎縮はなさそうだ
と考える

非萎縮粘膜内に褐色領域を探す、
(未分化型腺癌)

胃粘膜の萎縮、胃体部大わんのひだの肥厚や
蛇行、黄色腫、鳥肌様粘膜があればピロリ陽性
胃と考える。

萎縮が中等度なら萎縮境界の粘膜変化を探し
高度なら腸上皮化生や萎縮におけるわずかな
発赤、陥凹,不整を探す

ピロリ菌陰性胃癌の発生頻度
は1%以下と極めて稀。

ピロリがいそうですから
定期的にチェックを受けましょう


パターン3)
逆流性食道炎とヘルニア
これが結構多い。

暴飲暴食はやめてください、
夜寝る前にたくさんたべないで
ください
食べてすぐごろんと横にならないでください
胃に負担をかけないようによくかんで
味わって食べて下さい
適度に運動してください

パターン4)
瀑状胃

胃の形がよこに寝っ転がった形をして
います、胃がもたれやすいでしょう?

どうしてわかったんですか!

ゆっくりよくかんで食べて下さいね

だいたいはこの4つのパターンで

親身になって伝えれば、
「またこの検査を受けよう」と
思うのではないか


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-02-01 22:48 | 経鼻内視鏡 | Comments(0)
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