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食道癌の内視鏡診断と治療

師匠の講演

食道癌になりやすい人は
55歳以上の男性
飲酒
喫煙
アルコール分解酵素が足りないひと
若い頃お酒を飲んで直ぐ赤くなる人で
だんだん飲めるようになった人
でございます。

MCVが100以上の方、こういう方も
危ないと認識して検査をしたほうが
いいでしょう

内視鏡の病型も1mmを超える
0−Ⅰや深い陥凹の0−Ⅲは
まあ見れば分かります

1mmの高さの0−Ⅱa
白いものがおおいですが
極稀に赤い0−Ⅱaもあります

さて最も食道癌の中で多いのが
0−Ⅱcでございます。だいたい
0.5mmへこんでいると
0−Ⅱcといわれる陥凹型になります。

隆起や陥凹

あさい0−Ⅱbはどうするか、

正常粘膜の色調の変化を読んで行きますが

わずかに赤い、白い、
それから光沢の消失
正常血管透見の消失

こういった所見を細かく見て参ります。

NBIがなかったころはヨードがやっぱり
拾い上げには必須で
20mm以下の病変では
「領域性のある発赤」
「粘膜のざらつき、血管が途切れる」
こういった所見で読めるのが3分のⅠ、

あとは3分の2がヨードで拾い上げられて
いました

ヨードというのは食道上皮の有棘層にある
グリコーゲンと結合して染まるといわれていますから

これが薄くなった所はヨードに染まりません

ヨードをかけてみて
5mm以上、辺縁が不整で尖って
いてピンクカラーサインといって
時間が経ってピンクにぬける

そういうものは注意しなくてはなりません

ヨードですが昔は3%と非常に濃い
ヨードを使っていましたが、非常に刺激が強い
ですし患者さんもつらいといいます

是非1%以下のヨードをお使いください

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-03-02 22:10 | 講演録 | Comments(0)
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