アカラシアとは下部食道括約筋(LES)の弛緩不全
および食道体部の蠕動障害により嚥下障害をきたす
1次性食道運動障害の代表的疾患でR
アカラシアの診断には内視鏡が有用である
LESの弛緩不全を認めない場合、下部食道では
深吸気させると下部食道の柵状血管が観察され
全体像をとらえやすくなるが
アカラシアの場合は柵状血管はみえず、狭小部にむかって
全周性に襞が集中し、あたかも肛門様のような所見を呈する。
Esophageal Rosette
と呼ばれている。
その他には食道内に残渣、液体がたまってる、食道が
拡張している、泡がたっくさんで粘膜もざらざらして見にくい
などなど。
アカラシア 食べ物がずーっと食道に停留していることがおおいので
アカラシアをみたら表在癌がないかをチェックする必要がある。
アカラシア合併の表在癌のESDは時々すごい出血することがあるから
術前EUSをやって食道壁内の血流をチェックしておく
APCも有効だ。
ぽちっとな