昨日春日部の医師会主催の講演会にお呼ばれしたんですわ
2こ上の野球部の先輩で、同じ医局出身の先生が座長で
外科入局時の同期もみにきてくれて、40人近い参加者
の中、経鼻内視鏡の有用性を説いてきたんですわ
60分の予定がまた90分くらいしゃべってしまって
食道癌を拾い上げるには「赤くて、まわりの血管がとぎれて、ドットを探して下さい」
ざらざらしてて、白い小白苔がついてて、そういう複合所見も大事です
食道癌は早く見つかれば治る
でも早く見つける目をみんなが持ってるわけではない
しかし特徴を覚えておけば、咽喉頭や口腔の癌もにてるので
それほど難しくありません
↑ 危ないのはドットが見えない奴です。
こういうのはもうMMに入ってる可能性がたかいですから内視鏡で治るか、
手術や放射線が必要になるかの瀬戸際癌です。
瀬戸際癌は、筋板をやぶったら,その粘膜の下のなんにもない疎な組織を
癌が浸潤していくのは早いです。
急いで専門医に送る必要がありますし
生検して結果待ってそれから送るのじゃ
ちょっと時間がもったいない。
手に負えないものは早くパスをだしましょう
専門医も、内視鏡でとれると判断するなら
なるべく早く治療をしてあげる事が重要です。
そんなことも話しつつ~
時々脱線したりして、、
ぽちっとな