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食道表在癌のレントゲン診断

食道癌にかかった患者さんの中には
毎年バリウムで検査を受けていたのにも
関わらず、食道癌が進行してみつかる

ということがしばしばあります

バリウム検査はバリウムを飲んで頂いて
空気とバリウムのコントラストで

隆起があればバリウムがはじかれ
陥凹があればバリウムが溜まる

この濃淡の差をもって診断しますが

m1m2といった内視鏡で治るがんは
ほとんどこういう変化が画像で現れ
にくい

ある程度、進行してからでないと
凹凸がでてきません。

でも患者さんはそんなことを知らないで
「バリウムと内視鏡どっちがいいのでしょうか?」
と検査を受けるので、
どうにかしなきゃなんない。

バリウムでもこうすれば拾い上げられる
っていう講演を拝聴しました。

食道には「ひだ」や「しわ」が入る

さらには大動脈弓、左主気管支、
椎体、心嚢といった周辺臓器から圧迫を
受けます、しかし狭くなったあとはひろがる
というのも特徴です。

10万人あたりの罹患率、男性は27.8人
女性は5人。男性は胃癌の5分の1、女性は12分の1
でそう多い疾患ではありません

しかしこの国の検診制度は主に胃癌を
拾い上げる事を目的に作られています

じぇじぇじぇっ。

食道癌の85%は胸部食道に生じます。
ですのでまずここをきちんと撮影する
ことが重要です

淡いぼんやりとした陰影斑

陥凹型はひだが途切れる、ひだの不整(弱伸展)

さらに1−2mmの顆粒の集簇

Ⅱaは3−4mmの顆粒の集簇など。



ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-06-11 01:21 | 診断の達人たち | Comments(0)
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