日本食道学会が無事終わったんですわ
今回は鏡視下手術の教授が会長だったので
鏡視下手術の華麗なテクニックを
たくさん見られて、
その領域に行きつくまでは大変なご苦労があって
食道癌治療の困難な歴史をどう克服するか、
「毎回深夜までかかった手術がいまでは
2時間で胸部操作が終えるようになりました」
そしてそれをいかに後世に簡単に伝えるか、
食道癌治療に携わった先人の苦労をわすれては
ならない、ということを強く感じたんですわ
外科医が主役だった治療も大きく変わって
各部署の「メディカルスタッフ」が大きくかかわり
術前の口腔ケア、メンタル面でのサポート、理学療法士による
呼吸訓練、麻酔科医による疼痛管理、経腸栄養、
術後早期からの経口摂取
それを円滑に進めるための周術期早期の経鼻内視鏡検査。
クリニカルパスの導入により、術後3週で帰るところが
12日目での退院
さらには、退院後もきちんと栄養が行き届いているか
経腸栄養をうまく使えているか
栄養士による面談
患者さんをとりまく環境もだいぶかわりつつあり。
おもうに。
食道癌治療は、いまやたくさんの女性が支えている。
学会に看護師さんやメディカルスタッフをつれて
発表されている先生もいて
我々も、このチーム力を見習わねば、、、