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病型

頭頸部表在癌研究会

今回のテーマの1つは病型だったんだけど

2題しか集まらなくて

耳鼻科医にはなじみの薄い
0−Ⅰ、0ーⅡ、0−Ⅲを肉眼型として
食道癌に準じてつけようというけれど。

粘膜筋板がある臓器と無い臓器で果たして
病型が同じようにでるものか。

有茎性の0−Ⅰpは極めて稀だし
むしろ0−Ⅰplや0−Ⅰsepといった
昔の分類の方がしっくりくる。

特に上皮をかぶったⅠsepは顔つきから
悪性度が高いものとして思われているし

0−Ⅱa、0−Ⅱb、0−Ⅱc

0−Ⅲ
筋板がないのに0−Ⅲっていうのも
何かしっくりこない

次回11月23日、都内で行われる
頭頸部表在癌の主題が
2回連続で「頭頸部表在癌の病型」
に決まりましたので

半年かけて、過去の症例を振り返って
病型の整理をしようっと。

新しい分類がそこでまた産まれる
かもしれないし

とにかくがんばろう。


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-06-19 00:01 | 頭頸部表在癌研究会 | Comments(0)
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