人気ブログランキング |

診断の歴史

講演の始まり、「今日はまあすこし、時間オーバーしても
身内だから多少ならいいでしょう」とお声をかけていただき。

恩師がケン三郎の紹介に立ってもらって
講演通常1時間のところが、1時間20分。

やっぱりオーバーしてしまった、、と反省しつつも

「いろいろな工夫を重ねていてすごくよかったよ」

とお褒めいただいて。

講演の締めで

「このバルサルバも、バリウム飲むときに下咽頭から頸部食道癌の
写真をとるとき頬をぷーっと膨らませて写真をとっていました、
その工夫を内視鏡に応用したんですね」

まさにその通りで

研修医のときに小ボス先生が食道造影をしていて、その
ときのことを覚えていたから、応用したまでで、
あれを見てなかったら考え付かなかったかも。。


「私たちの内視鏡の時代は画質もわるくて食道のsm癌が
ようやくみつかるかどうか、という時代でした、それからすると
ずいぶん進歩したのだと感心しました、

あのスニッフィングポジションも「刀をのむ人」の
まさにあの姿勢ですね、私たちの時代も、どうしても
内視鏡がはいりにくい患者さんにはあの姿勢で
検査をしたものですよ」


と。

そうだよなあ、昔のほうがもっと条件がわるかった
わけだし、

そういう悪条件の中でこそ、いい発想がでてくる

昔の先生もきっとたくさん工夫をこらしている
はずだし、その歴史を振り返ってみると
埋もれていることがあるかも、、


と、ふと思いまして。


若い時の苦労は買ってでも。。。
by kenzaburou41 | 2013-06-28 15:28 | 講演録 | Comments(0)
<< 逆食炎の食事 志村後ろ後ろ! >>