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10年先

昔々はEMRの適応がかなり厳密で

1%でも転移の可能性があるものは手術

進行がんだろうが早期がんだろうがm1だろうが
みんな手術

という時代が長く続き

1990年代に手術を受けた
そのあと予防的に照射をうけた

という方が今も存命で

もう食道癌が治ったから大丈夫


と安心していたら、

胃管にがんが出来たり

残食道に異時性がんができたり

咽喉頭、口腔底癌ができたり


次の問題がでてきて、術後だけに治療法が悩ましい
ってことが出てきています。


とくに放射線治療があたってしまっていると

のどを残したい患者さんの治療法で放射線を選べなかったり
でいろいろ苦労をする



集学的治療といいますが、どの時点でどれを使って、
というのは選択が難しい場合があり。


「なんで不要な照射をあててしまったのか」

と思ってもその時代はそれが標準治療だったのかもしれないし


与えられた環境の中で、最善をつくすしか。
by kenzaburou41 | 2013-08-07 21:31 | 手術後のアフターケア | Comments(0)
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