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化学療法後のESD

下咽頭がんでは
内視鏡の名医といわれる先生に
「これはESDの適応ではないです」
と言われて「もう声を取る以外に
方法はありません」

と通告され

たまたま見た「食道癌のブログ」の
記事に、もしかしたらケン三郎先生なら
なんとかしてくれるかも

と連絡を頂き。

化学療法で縮小させてから切除すれば
声は残せるかも、、

と、実際そういう形で切除できて
声を残せた、という患者さんがいます。

食道ではSM2に入ると

最初からESDをやるのはごく限られた施設
かつ限られた状況で。

ほとんどの施設が手術、もしくは
放射線治療+抗がん剤を勧めます

でも患者さんにとっては、あまり
大きな負担をかけずに治したい
と思うもの。

使える治療は手術,抗がん剤、放射線、内視鏡治療の
おもに4つ。

内視鏡治療後に抗がん剤、というのはあまり
標準的な治療ではありませんが


これが抗がん剤+ESDはどうだろうか?

抗がん剤がうんと効いて、小さくなり
転移はありません

治療の規模を縮小できませんか?

そうするとESDを使う事も自然の流れで
容認できるようにもおもう。

今はそういうことをメインの治療に
しようと考えるひとは少ないだろうけど

転移しているか、どうかがもっと
ハッキリ分かるなら、そういう方針も
今後ありで。

出て来た場所を切除、もしくは放射線。

時代によって多分変わるんですわ

ブログにその歴史を刻むんですわ。


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-08-16 00:56 | 抗がん剤治療 | Comments(0)
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