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十年以上

食道癌で1990年代に手術を受けた
という患者さん

もう食道癌にはならない、とおもいきや。

食道癌の手術は「食道亜全摘」が一般的で
のどの入り口から、頸の食道は残して
胃とつなぐ、つまり食道の一部はまだ
ある。

これを「ざんしょくどう=残食道」
といいまして

下咽頭癌、胃管癌、と並んで
癌の発生が危惧される場所にあたります。

食道に入るまでの下咽頭は
Valsalva法でよく見えるように
なりましたが

括約筋のしまる部分を超えて直ぐ
の頸部食道、じつはここが一番
内視鏡で見にくい場所

早期がんの見つかりにくい所です

10年以上経ったら、もう癌が出来る
心配は無かろうと思いきや。

下咽頭癌ができた、
胃管癌ができた、
残食道癌ができた、
下咽頭にもう一つできた、、

と、出来る人は何回も出来る事があります。

「食道癌は多発が当たり前」

幕内教授の名言です

油断しないよう、心してかからねば。


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-08-27 23:32 | 他臓器重複癌 | Comments(1)
Commented at 2013-08-29 23:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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