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ヨードは2度かける

全国のFICEユーザーの皆様

富士フィルム社の経鼻内視鏡
をお使いの先生方

食道癌をうんと早く見つけるコツですが

「0.2%ヨードを使ってみたのですが
直ぐ褪めてしまい、うまく使えませんでした
どうやって撒布していますか?」

のご質問。

その1)観察の最後に、食道胃接合部から頚部食道
まで撒布(トップ社の撒布チューブが最適)

その2)頚部食道では小回りの効く経鼻内視鏡で
右壁から後壁をつたって前壁のほうへ舐めるように
撒布する

その3)撒布チューブは抜かずに鉗子口出口
直ぐそばに収納

その4)写真を撮り始める

その5)口側から肛門側に写真を撮りつつ
スコープを進める(でかいヨード不染があったら
その場所を記憶)

その6)鼻から何cmか,覚えにくい場合は
好きな野球選手の背番号で覚える
(31cmなら掛布、27cmなら古田、44cmならバース)

その7)必ず染めムラがMt辺りで出てくるので
そこで鉗子口から撒布チューブをもう一度
出して染めムラを潰すように接合部までもう一度
撒布する

その8)2度かけて戻ってくる頃には
褪めていることがあるので「掛布」が気になったら
掛布の所に再度撒布する。

その9)薄くなってきたらFICE(サピエンティアの
時の設定8がよいのですが、Advanciaでも8を
使っています)で強調

その10)唾液が落ちて来て時間が経てば経つ程
悪条件になるので、ヨード撒布から生検までは
スピードアップ、速やかに


ケン三郎の所はうっすいヨードを使っていますが
これでものすごく困ったということは
ありません。

おそらく、クリニックや検診施設でも

ハイリスクの患者さん

あるいは食道がざらざらしてて
血管透見が見にくい人

どうみてもあんた毎日酒のんでるだろ?
って患者さんに

超有効。

デトキソールを撒かなくても
すぐ褪めます

是非お使いくださいませ

ちなみにNBIと薄いヨード
の相性は悪いようですので
白色光で0.5%ヨードと少し濃いめを
使いましょう


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-10-30 07:34 | 診断の達人たち | Comments(0)
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