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14回頭頸部表在癌研究会

今年最後の学会研究会発表が無事終わったんですわ

ケン三郎は下咽頭癌の術前診断には
下咽頭展開が必須で、これをやらないと
全体像が見えない病変もあります

全く見えず、展開法で見えたのが12例

ごく一部が見えて展開法で全貌が見えたのが22例

計34例は輪状後部、後壁の病変で
ここ2−3年で経験した
全下咽頭癌の約4割にあたります

もっとも病変の多い梨状陥凹で
癌を見つけるのは容易ですが

問題は見えない4割

検査をしても癌があるのに
見つけられません

ということもあります

残念ながら、内視鏡を握る医師
に充分浸透しているとは
いえないので、ある程度進行しないと
見つからないという現状。

この研究会で学んだ事を
是非消化器内視鏡医に伝えねば、、


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2013-11-23 22:34 | ELPSでのどを守る | Comments(0)
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