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2期再建

食道癌の手術

高齢者や、胃切後、その他諸々でいっぺんに
切除と消化管の再建をするとかなり時間が
かかって合併症も多くなりそう

ってときに

手術を2回に分ける
作戦を取る場合があります。

一回目の手術で、癌をまず切除する
癌をというより癌を含む食道とリンパ節を
郭清する

このメリットとして
手術時間の短縮

心臓や肺への負担の軽減

縫合不全や再建臓器の壊死
を気にしなくてもいい

デメリットとしては
2回危険な目にあう

2回目の手術がうまくいくまで
食事が食べられない
事があげられます

医者心理としては2回に分ければ
安全性が増す,と思うのですが

患者心理としては
2回も受けなきゃなんないのか、

だったり

食べれるようになるまで
結構時間かかりそうだな

早く家に帰りたいよ

だったりする(であろう)

見聞きする限り、2期再建が標準、
という施設はそう
多くはありませんが

石橋をたたいてわたる的な
慎重さも時に必要なことがあります


そうはいっても、なんといっても
食道癌の手術

リスクの高い治療であることは
間違いなく

2期にわけても慎重にいかねば。

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-01-18 00:13 | 手術の合併症の話 | Comments(0)
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