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食道班新年会

昨日は食道班の新年会があり

大学関連の先輩後輩22人が集まった

今でこそ食道癌の治療は安心安全に
行えるようになっているけど

そこに行き着くには大変な苦労があって

ケン三郎が医者になった1995年くらいは
術後管理も大変だった気がする

「いい事を自慢する先生はたくさん
いるけど、そこにいきつくまでの
うまく行かなかったときをどう乗り越えたか

新年会とは、そういう話を先輩から
たくさん聞ける機会です」

と大ボスがおっしゃる

たしかにそうだ。

「内視鏡を握り、癌を見つけて
早く治療し」もできるし

「進んだ癌を安全に切除」

「超進行がんをなんとか食べさせる」
もできる

診断から治療、ケモケモラジ、緩和
まで、どのステージの食道癌の人が
来ても、知恵を絞ってその人にあった
治療法をひねり出す

うちのいい所はその伝統が脈々と
受け継がれている

「去年は内視鏡治療100例超えまして
過去最高になりました。数が増えると
大変だけども、勉強の場にもなります。
うちに入局したら、手術もESDもELPSも
なんでも対応できる、若い外科医に魅力ある
食道外科にしていきたいです」

毎年、いい報告ができるように
がんばろっと。


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-01-26 07:50 | ひとり言 | Comments(0)
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