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超音波内視鏡

現在、ケン三郎がブログを書いてないのは

「超音波内視鏡」の締め切りに追われて
いるからで。

食道学会の抄録のこともあってこれまでの
診断成績を調べてみた。

あれだけ拡大拡大って言ってて
SM1とSM2の区別が全然つかない

B3=SM3
B2=SM1+SM2
じゃないか

ってくらいB2血管にはバリエーションがある

診断精度も深くなればなるほど
拡大内視鏡はよくない。

SM1か2の診断にはつかえないんじゃ、、、

もともと表面の血管だけみて
SMから先のことを議論するって
のが間違いのもと。

SMの診断には超音波内視鏡が必須である

超音波内視鏡_b0180148_1261858.jpg


しかしこれがなかなかいい画像が
うまくだせない

層の解釈については、9層に分離した時
の3層あたりが粘膜筋板で。

9層中の第4層(4/9層)の比較的低エコーの層が,粘膜下層(SM)の固有エコーを表し,9層中の3層(3/9層)が粘膜筋板(MM)を反映している.しかし,粘膜筋板はもともと200μm程度と極めて薄く,かつ途切れ途切れで,描出が困難なこともある.

超音波内視鏡_b0180148_128578.jpg



SM2にはいっている食道癌は
すでに進行がんの意味合いをもつ。

4割に転移が生じる

「内視鏡治療を積極的に」
とはなかなか言えない

これを内視鏡で済むものと
手術やケモラジが必要なもの
に分けるのは難しい

今年はEUSを極めることを目標に
がんばろうっ〜


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-01-29 01:43 | 診断の達人たち | Comments(0)
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