現在、ケン三郎がブログを書いてないのは
「超音波内視鏡」の締め切りに追われて
いるからで。
食道学会の抄録のこともあってこれまでの
診断成績を調べてみた。
あれだけ拡大拡大って言ってて
SM1とSM2の区別が全然つかない
B3=SM3
B2=SM1+SM2
じゃないか
ってくらいB2血管にはバリエーションがある
診断精度も深くなればなるほど
拡大内視鏡はよくない。
SM1か2の診断にはつかえないんじゃ、、、
もともと表面の血管だけみて
SMから先のことを議論するって
のが間違いのもと。
SMの診断には超音波内視鏡が必須である
しかしこれがなかなかいい画像が
うまくだせない
層の解釈については、9層に分離した時
の3層あたりが粘膜筋板で。
9層中の第4層(4/9層)の比較的低エコーの層が,粘膜下層(SM)の固有エコーを表し,9層中の3層(3/9層)が粘膜筋板(MM)を反映している.しかし,粘膜筋板はもともと200μm程度と極めて薄く,かつ途切れ途切れで,描出が困難なこともある.
SM2にはいっている食道癌は
すでに進行がんの意味合いをもつ。
4割に転移が生じる
「内視鏡治療を積極的に」
とはなかなか言えない
これを内視鏡で済むものと
手術やケモラジが必要なもの
に分けるのは難しい
今年はEUSを極めることを目標に
がんばろうっ〜
ぽちっとな