乳び胸その4

食道学会の会長さんに乳び胸の治療
について聞いて来たぜよ。

リンパ管造影

時間がかかるので、両足首から2手に分かれて
開始

皮膚切開3cm

脂肪を選り分けてひたすら探す

リンパ管が見つかったら2本
上下に絹糸を通しておく

これを引っ張って、テンションをかけながら
29G小児用の翼状針で穿刺し入ったと
思ったら、糸で結紮する

アロンアルファを数滴垂らす

リピオドールはかなりの力で
押さないと逆流する

シリンジポンプ20ml/hくらいで
押す、押してもリンパ管の壁から
漏れてくる、半分くらいは漏れることを
想定する

なかなか見つからない事も少なくない
ので左右、どっちか早くみつかったほうから
造影する

患者さん,家族にはうまくいかない
ことも少なくない事、

時間が2−3時間はかかる処置であることを
伝えておく

うまくいけばリピオドール
自体でリンパ管が詰まって乳び胸が止まる


このテクニックを食道外科医は
ぜひとも習得しておく。


ただし、目が老眼になると
見つけにくくなる

あまり経験したくない合併症
だけども

リカバリーショットの
手数は多い方がいい

こうなったら、こうしよう、という
最短ルートで安心を与えねば。


ぽちっとな
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by kenzaburou41 | 2014-03-10 22:19 | 手術の合併症の話 | Comments(0)
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