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アルコールパッチテスト

上野で「医は仁術」っていう展覧会やってて
いってきた。

医者は仁の心をもち
患者は病気にならないために
暴飲暴食、夜更かし、私利私欲を捨て
節制に勤める、これからは
「予防医学」が重要
と最後に説いていた。

そこの最後のお土産品コーナーで
「アルコールパッチテスト」なる
商品があって。

日本人のうち、食道癌になり易い方の
タイプわけをできそうという物。


〇アルコールパッチテストの方法
1. パッチテープ(薬剤のついてないガーゼ付きの絆創膏)に、市販の消毒用アルコールを、2~3滴しみこませます。
2. 1.を上腕の内側に貼ります。
3. 7分後にはがし、はがした直後(5秒以内)に、ガーゼが当たっていた部分の肌の色を見ます。
4. はがしてから、さらに10分後に、もう一度肌の色を見ます。


〇アルコールパッチテストの判定

・ 肌の色に変化なし→ALDH2活性型(白型タイプ)
ガーゼをはがした部分が赤く変化しない人は、ALDH2酵素が、正常に働いているので、体内でアルコールを分解する力が強いタイプです。また、飲酒が原因の生活習慣病になりやすいのもこのタイプであり、度を過ぎるとアルコール依存症になる危険性も持ち合わせています。自分のタイプを理解し、飲酒を自重しましょう。

・ 肌が十分後に赤くなる→ALDH2低活性型(赤型タイプ)
ガーゼをはがした部分が赤く変化した人は、ALDH2酵素の働きが悪いので体内でアルコールを分解する力が弱いタイプです。飲酒すると頭痛や吐き気を引き起こします。大人になっても飲酒を上手に断るか、無理してお酒を飲む事はないように心がけましょう

・ 肌がはがした直後に赤くなる→ALDH2不活性型
このタイプの人はお酒が飲めません。勧められても断るようにしましょう。


おおーっ
これをまさに成人式
にやるべきじゃないか。

食道癌は予防できる
病気の数少ない病。

ひとりひとりが
自覚をもって立ち向かえば
胃癌のように撲滅できるかもしれない〜っ

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-04-06 18:27 | 間違いだらけのがん検診 | Comments(0)
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