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慢性アルコール性食道炎

慢性アルコール性食道炎とは

明確な定義はないが

ケン三郎が最近おもいついた病名で。

慢性アルコール性肝炎とか肝硬変があるなら
食道炎があってもいいんじゃないかと。

食道粘膜、正常のひとは血管がきれいに透けて見えますが

酒ばっかりのんでると、上皮がただれ、ざらざらして
血管が見えなくなる

一目内視鏡でみて、ああ、この人酒飲みだなと分かる


薄いヨードをかけると無数のヨード淡染が散在して

このまま酒を続ければいつかきっと食道癌になり

きちんと酒を断てれば、癌にならずにすむ


内視鏡で見ればすぐ酒飲み続けてるどうか
わかります。


何度も内視鏡治療を繰り返して
食道を温存できている

これは有り難いこと。

食べる事だけは普通に余生をくらしたい
とおもうなら

経鼻内視鏡検査をうけましょう


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-04-23 17:53 | 食道癌になりやすい人 | Comments(3)
Commented by げんき at 2014-04-26 11:29 x
私は1カ月程前にESDにて早期食道がんを治療した60代男性です。40年間ほぼ毎日2合又は中瓶2本程度飲んできました。術後、缶ビール1個で押さえて行こうと思っていたところ、ケン三郎先生より、「酒を続ければ必ず又癌が出て来ますので覚悟しておいた方が良い」との助言を頂きました。これが効いて、手術以来約1カ月禁酒しています。禁酒の為の対策として、夕食時 ビール替わりとして ノンカフェインのお茶や糖質ゼロのコーラをたくさん飲んでいます。ここで、思わぬ断酒のメリットがありましたので、報告しておきます。
Commented by げんき at 2014-04-26 11:30 x
① 昼食後、異常にだるい 眠いが2~3時間続いていた。(数十年間)人にも、医者にも尋ねたが、原因が解らなかった。倦怠感、人に対しての気おくれ、頭も回らず 一番辛い症状であった。これが ほぼ 70%近く軽減したと思う。 
② 夜中の中途覚醒(1時間半程度は目が覚める)が軽減し、熟睡できるようになり、これも改善されつつある。
③ 翌日の午前中、慢性の下痢及び腹痛があった。(2~3回トイレへ) 現在はすっかり改善した。
④ 精神的にも、身体的にも軽くなったような気がする。思考力も少し改善したように思われる。
⑤ r-GTPが通常80位。(昔は150~200位あった時期も有り)現在は、測定していないが基準値に近いのではないかと思う。
⑥ 境界型糖尿病であるが、(空腹時107位) ビールなどのカロリー減でこれも改善しているのではと思っている。
⑦ 夜中のトイレ回数(1~2回)が、0~1回に減った。
※※そして何よりも食道がんの重複や多発の予防が期待できるのであればありがたい。※※ 
Commented by げんき at 2014-04-26 11:30 x
そして 1カ月経ったので、これからが断酒への本番である。昨日、会合の後の宴会を断ってまっすぐ帰宅した。 みんなから、いつもの酒好きの宴会部長が何故なのかと不思議がられた。自宅では耐えれても、ここらが耐えれるかが試練であると思う。
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