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ESD後の抗がん剤治療

ESDの結果が予想より深かった
という場合

もっとも頼りになる治療は手術で。

ステージⅠでは極めて高い根治性がある
(5年生存率90%)

しかしそれに匹敵する治療として
放射線と抗がん剤治療があり
4年生存率が80%とされている。

手術も放射線も大変だな
というとき

ガイドラインでお勧め、という
わけではないけど
抗がん剤をやることもあり


患者さん的に「もう年だから
治療をうけるかどうか迷います、
癌が再発して苦しむのも嫌だし
受けてみようと思います」

と実際受けてみて。

抗がん剤治療中に回診で伺うと
「おかげさまでそれほど副作用も
なく元気にやっています、食事も
とれていますよ」

と、お見受けする限りは
心配したよりは副作用はすくなそう
に見えていた

けど、いざ外来で
「癌の再発が心配なので
もう一回やりましょうか」

と勧めると
「実は入院中はあまり口にでき
ませんでしたが、家にかえって
よく考えると、相当きつかった
です、先生が良ければ2回目は
お断りしたいです」

なかなか患者さんというのは
きつい、つらい、を口にしない
もので

特に男は無言で耐えるのを
美しいと感じる文化があり

医師が考えている以上に心の
奥で不安を抱えている


短期的、中期的、長期的な目標を
たててあげて

1つ1つクリアしたときに
よくがんばりましたねと
喜びを共有する


かゆいところに
手が届く医者にならねば〜っ


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-05-04 23:07 | 抗がん剤治療 | Comments(0)
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