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検査の間隔

sm1で脈管侵襲陽性だった症例は3割に転移生じる

よってESDのみでは不十分

といってもいやあ、症状もなんもないでしょ、
手術、らじ、やらんといかんのか?

まああと5年生きられればええ
なんもしないで様子みたい

そういう方もいるでしょう。

こういう危険度の高いかたは

密な経過観察が必要です

といって 3~4か月に1度CTもしくはPETをとり
経過をみていくのですが、

今回の食道色素で発表された、転移再発例の多くは
2年を超えてから再発するケースが多く

しかも再発したらすでにステージⅣとか
遠隔転移ありとか

手遅れ症例が多かったことを再認識。

EUSの達人の先生にEUSのほうが
CTより早く拾い上げられますっつっても

EUSの診断能がそれほど高くない我々には
難しい話で

逆に2年まではこなくてよくて
2年目にまずPETCTを取って
大きくなったlyのなれの果てを
確認

2年から3か月おき、とかにした方が
よかったりしないか

なんてこともちょっと思う。


なんてことを書いてたら2年前にSM2で
EMRしてドロップアウトした方が
急に嗄声とつかえ感で来院された。

ああ、、やっぱそうきたか、、

CT見た瞬間に、愕然とする。

食道癌恐るべし


やっぱり、こまめに
丁寧にみていくしかないな


ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-08-13 23:11 | 内視鏡治療 | Comments(0)
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