人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2015年1月 食道色素研究会 募集

表在型バレット癌はこれまでも何回か食道色素研究会の主題として検討がなされてきました。しかし、未だに深達度診断についてはこれといった決め手がないのが実情です。また、病理組織学的にも現在日本で行われているような3段階(SMM, LPM, DMM)の評価で良いのか、さらに内視鏡的切除標本におけるSM1の判定基準は扁平上皮と同じ粘膜筋板下200μmで良いのか、それとも胃と同じように500μmにすべきなのかなどの検討課題が残されています。今回、表在型バレット癌(食道癌取り扱い規約第10版補訂版の定義により判定)の浸潤癌で、できるだけ長期に(できれば5年以上)予後を観察し得た症例をご提示頂き、臨床所見と深達度や予後との関係を検討することにより、表在型バレット癌の深達度をどう診断するか、深達度とリンパ節転移や予後がどのように関わってくるのか、またそれにより深達度評価はどのように区分すべきなのか、という課題に迫りたいと考えています。
なお、研究会では提示できる症例数に限りがありますので、できるだけ多くの表在型バレット癌の症例について事前アンケート調査を実施し、深達度とリンパ節転移、予後の関係について、また深達度以外の臨床病理学的に予後と関連してくる因子(脈管侵襲や浸潤様式等)についても検討できればと考えています。アンケート結果については研究会の際に集計して発表させて頂きたいと考えています。
アンケートにご回答頂ける施設につきましては、別途各施設での倫理委員会審査が必要となりますが、世話人施設での倫理委員会承認後に各施設でなるべく容易に審査を通して頂けるよう手配する予定でおりますのでどうぞよろしくお願い致します。つきましては、アンケート調査にご参加頂ける施設は世話人までご連絡頂ければ順次世話人施設での倫理審査書類をお送り致します。各施設での倫理委員会審査承認後に承認書類の写し(FAXまたはスキャンした書類jpegまたはPDFファイル)とともにアンケート回答(EXCELファイル)を世話人までお送り頂けますようよろしくお願い致します。



くわしくはこちらから


ついに募集要項が決まりました。

今注目のBarrettの深達度診断です。

症例の多い施設は是非参加ください。

いまから準備しなきゃあまにあ ワン。

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2014-10-12 11:08 | 食道色素研究会 | Comments(0)
<< 人の噂 イグノーベルのほう >>