この時期、酒をのんで、血をはき、
救急車で病院へ
というケースが多く。
特発性食道破裂
食道静脈瘤
胃潰瘍、十二指腸潰瘍
などの出血をきたす疾患で送られてくる。
救急で内視鏡っていうと昔は口から内視鏡をいれてたけども
いかんせん、苦しい内視鏡なので血圧もあがり、脈も速く
呼吸器への影響がつよいってんで
まず経鼻内視鏡でどこからでてるかをよく見たうえで、
対策を考える
ってのが、 経鼻内視鏡に明るい施設ではやられている
けど、明るくない施設では相変わらず経口内視鏡でやられている。
明るい施設でもそれを救急医が知らないと、なかなか
普及しないっていう環境がある。
う~ん、まだまだ経鼻=救急外来で ってのは浸透してないようだし
これは、経鼻屋さんが救急医に教えてあげなきゃいけないなあと。
あのう、、鼻からいれたほうがきっと楽に検査できますよ・・・
そういえるには鼻から内視鏡のかん子口をとおる止血かん子やクリップ、EVL装置
なども完備したほうがいいのかも。
来年は「鼻かめ」をもっともっと消化器内視鏡医から救急医まで
浸透させないと。
こっちから、教えてあげにいきたいくらい。
きっと、酒で運ばれる集団に食道の人がいる
その方をうまく拾い上げねば。。。