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中国での胃がん検診

上海講演が無事に終わったんですわ

「中国では経口内視鏡が主流で
患者さんは次から次にやってきて
医者は早期がんをみつけることより
数をとにかくこなして収益をあげることが
求められる」

「よって早期胃がんがみつかることはすくなく
日本では早期胃がんが7〜8割の割合で
みつかるのに対し、中国では1割」

「しかし、学会では数をこなすだけの検査には
問題があり、日本のようにどうにか早期胃がんを
見つける方法を教えてほしい」

「日本では検診をどうしているのか、
簡単に見つける方法があるのか、コツを知りたい」

「中国の先生に診断に熱心な先生もたくさんいる」

ということで話してきたんですわ

まあ、そういうケン三郎も相当がんを見落としている
可能性があるから大きなことは言えないんですわ

「見落とさないための近道はありません、
時間をかけてじっくり見ることが重要です」

発表時間 日本語で約15分

中国語に訳してもらって30分で終了。

通訳してくれた中国の先生に、
「もっと話したかったんですけどね」
といいつつ

「胃カメラは1日どれくらいやるんですか?」と
聞くと

「朝8時から13時半まで、患者さん14−5人
見ていますよ、見落としがないように
時間はかけて見ています、1時間に3〜4人
、それ以上は増やさないようにしています」

おお〜っ、こういう先生がいると
日本もうかうかしてらんね〜んじゃね?


中国に追いつかれないように
びし〜っと

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2015-01-11 20:36 | 胃がん撲滅運動 | Comments(0)
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