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未開の地


舌根は、口からの内視鏡では
接線方向になっていて

がんの見落としがおおく

早期がんの発見が遅れていて

「暗黒地帯」ともよばれています

ケン三郎も短期間に2例進行癌を見落とし

今日、その見落とした患者さんから
新年のご挨拶のお手紙が届き。

「残念ですが今入院していて、治療後の嚥下障害
で脱水になり苦労しています、またいつか
そちらで内視鏡を受けに行きたいと思います」

とのこと。

そうなんです、この方の苦い苦い経験があったので
経鼻内視鏡の反転法が生まれたのです

未開の地_b0180148_652493.jpg


食道の専門家は
中咽頭後壁の1mmがんは無視していいから
前壁の早期がんをみつけるべく

口からの内視鏡を鼻からにもちかえて

この未開の地を開拓せよ



ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2015-01-25 07:01 | 経鼻内視鏡 | Comments(0)
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