今日は学会2日目で夕方からイブニングセミナーを
聞きに行ってきたんですわ
新規画像強調内視鏡のLCIによる
胃炎診断と
BLI拡大内視鏡のご講演を拝聴。
いつもながらに美しい画像と
一対一対応で。
さてLCIをどうつかうか?
胃の世界ではもう白色光いらないんじゃないか
ってくらいよく見える
ピロリ感染がないもの=杏色
ピロリ感染あり=唐紅色
で。
感染の有無は萎縮のない
胃底腺粘膜で評価すること
よく空気をいれて胃を伸展させて
ひだとひだのあいだの粘膜で評価すること
稜線状発赤は評価しないこと
などの注意点が必要
腸上皮化生は紫色に見えるので
北海道のラベンダーをイメージして
ラベンダーカラー(LCサイン)と名付けたとのこと。
パープルカラーともいう?
がんはいろいろな色があってなかなか
色で判断するのはむずかしいけど
どうもLCIは胃の領域にかなり使えそう
食道も遠くまで光が通るからかなり
よさそう
どんどん内視鏡機器は進化して
いいものが次々出てくる
これをうまく噛み砕いて
わかりやすく翻訳するのが
我々ハイボリュームセンターの使命。
今や学会の主題の壇上に上がれるのは
チームを組んで大きな数で勝負してる
施設ばかりだし
危機感をもってがんばろうっと
思った2日間でした〜
ぽちっとな