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LCI内視鏡

今日は学会2日目で夕方からイブニングセミナーを
聞きに行ってきたんですわ

新規画像強調内視鏡のLCIによる
胃炎診断と

BLI拡大内視鏡のご講演を拝聴。
いつもながらに美しい画像と
一対一対応で。

さてLCIをどうつかうか?

胃の世界ではもう白色光いらないんじゃないか
ってくらいよく見える

ピロリ感染がないもの=杏色

ピロリ感染あり=唐紅色

で。感染の有無は萎縮のない
胃底腺粘膜で評価すること
よく空気をいれて胃を伸展させて
ひだとひだのあいだの粘膜で評価すること
稜線状発赤は評価しな
いこと
などの注意点が必要

腸上皮化生は紫色に見えるので
北海道のラベンダーをイメージして
ラベンダーカラー(LCサイン)と名付けたとのこと。

パープルカラーともいう?

がんはいろいろな色があってなかなか
色で判断するのはむずかしいけど

どうもLCIは胃の領域にかなり使えそう

食道も遠くまで光が通るからかなり
よさそう

どんどん内視鏡機器は進化して
いいものが次々出てくる

これをうまく噛み砕いて
わかりやすく翻訳するのが
我々ハイボリュームセンターの使命。

今や学会の主題の壇上に上がれるのは
チームを組んで大きな数で勝負してる
施設ばかりだし

危機感をもってがんばろうっと
思った2日間でした〜

ぽちっとな
by kenzaburou41 | 2015-10-09 22:07 | 学会奮闘記 | Comments(0)
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