のどのつまり感の
スクリーニングってことで検査
前医にて
下咽頭と食道と胃
3つの領域にがんがありそうという前情報。
でも普通に口から内視鏡いれてて
そのつながりがどうなってんのか
よくわかんない
声のこせんの? それ?
どの場所にどれくらいの進行度のがんが
あるかによって作戦が変わる
もっとも予後がいいのは下咽頭表在がんで
ステージ0〜1だったらほぼ治るし、声も残せる
転移しても、それを郭清して放射線をあてると
かなり効く
一番予後が悪いのは食道がんで
特にステージ4期になると治るのにかなり
難渋する
内視鏡やると、声帯まひがあって
あれ?っとおもい。
下咽頭には指摘の表在がんがある。
ああ、これはあのパターン?
表在がんかとおもって、バルサルバやったら
奥にもっとでかい進行癌が控えていて
その一部しか見えてないパターン??
そうおもってValsalvaしたけど食道入口部までは
他になにもない。
ちがうか、、とおもって
内視鏡を食道に入れると、食道入口部直下の
頸部食道に進行癌があって
でたあ、、こっちか。
ああ、これから声帯麻痺がきてるのだろうな
と納得。
さらにすすめると胃体下部の大わん側に進行癌が。。
う、、これが噴門か体上小わんだったら胃管作るときに
切除でいいのに、、、
と、それぞののがんの治療法選択肢を
思い描く
1)下咽頭 ELPS 、頸部食道切除+遊離空腸 +胃切除
手術でかすぎくないか?
2)下咽頭、食道をケモラジ+胃切除、
でも順番どうする?
サルベージになったらまた大変じゃね?
下咽頭は無視していいと考えれば
優先順位が高いのは予後が一番悪い
食道の治療を軸に考える
そしたらまずは抗がん剤から入り
頸部食道と胃切除一緒にやって
それでうまくいったら最後にELPSかなあ。。。
これが昔だったら、下咽頭〜頸部食道は
連続してるから咽喉食摘が必要だ
なんて言ってるだろうし、、、
きちんと診断できるってことは
いいことだ
「咽頭食道胃
同時性3重複がんの治療成績」
つぎのテーマはこれかなあ。。
ぽちっとな