食道裂孔ヘルニアの評価で
内視鏡のとき
はい大きく息吸って~
と深吸気で撮影して、ちょうど閉まる部分が、粘膜境界とあっている場合は
正常で、閉まる部分が粘膜境界よりも肛門側にあるときに
裂孔ヘルニアあり、と診断してたんですが
昨日のご講演で
深く息をすうと、2cmくらい閉まる部分が肛門側に降りるんで、
それでヘルニアありと評価すると、取りすぎじゃないかと思う
とおっしゃる。
まあたしかになんも症状もないひとにヘルニアありますよ
というと
へ? 老化現象ですか?
っていうことにもなり
深吸気って普段することそうそうないですし
普通の状態で評価するほうがいいんじゃね?
っていわれるとまあそっか、ともなる。
う~ん、だとするととりすぎなんかなあ
明らかに、ヘルニア嚢のあるものをヘルニアあり、としたほうが
よさそうで
2cmくらい位置がすれてるくらいだとヘルニアとはいわない
そ~ですか~
また日常の内視鏡診断が変わるんですわ
常識は常に変化する
内視鏡挿入法も教えられてきた胃カメラの食道挿入法は
嘘ばかり教科書に書いてあるし
時代時代で変わりゆく検査法~
いい方法を伝承するんですわ