JDDWのテーマが頸部食道〜下咽頭にまたがる癌特集なんで
いやこれ俺でなきゃまずいっしょ
ってことで調査中。
食道癌の術後に残った食道に結構表在癌でてきてまして
もともとの食道癌が治ったとしても
同じ扁平上皮だから5年以上経ってから
結構でてくるんですね
で、頸部食道癌は、下咽頭とお隣だし
方針は食道に準じてやる、というのが一般的ですが
下咽頭だとsm2だろうかsm3だろうが
リンパ節転移なければELPSでとれちゃう
ところが食道はというとsm2-3は根治手術
(頸部食道切除+頸部郭清+遊離空腸再建)
が一般的
でも最近は食道切らなくていいんじゃね?
って考えもでつつあり
これからの高齢社会
なんでもかんでも切る時代から
早く見つけてもらって軽い負担で治す時代に変わるんですね
内視鏡も食道癌や頭頸部癌の治療後の定期検査
や治療前の精密検査に
バルサルバ法をやらない内視鏡医は非常識。
ブログの読者からの温かい声援を聞くと
そんな時代がくるような気がして
この先の10年が
楽しみなんですわ
患者さんの声が常識を変える時代に〜
ぽちっとな