食道がんで超進行癌、切除不能
さあ、最初どうする?
うちはまずDCFでがつんと叩きます
うちはケモラジでいっちょCRを目指します
なる非手術治療を考える腫瘍内科医をまえに。
いや、まず飯くえなきゃ
治療できんでしょ。
効果がなくてどっちらけになったら一生飯食えんかもしれん
それだったら最初にバイパス手術をおいてまず
食えることを考えたほうがいいんじゃね?
ということで、食道バイパス手術、見直されています。
文字通り迂回路を作る方法で。
胸をあけずに、お腹を切って胃を細長い管にして
首まで釣り上げて、首のところで食道につなぎかえる手術。
これをまずやっとけば、あとの抗がん剤や放射線治療が
効かなくても最期まで飯は何とか食える
ただ〜しここで縫合不全が起こるとまずくて
食事もくえん、がんも進行して、結局はなにもできずに
死亡。もあり。
とはいえ、食道がんを持ったまま手術に望むわけで
ある程度栄養状態もよくなきゃいけないし
そもそも、こうした切除不能食道がんの多くの患者さんは
「症状があったけど我慢して病院にいかなかった」
のがそもそもの問題。
早く来てもらうに限るんですわ
そうはいっても、仕事が忙しかったとか
そのうちなおうるだろうと思うのが人間。
「手遅れ」といわれたけど「治った」
を目指してガンバです
切除不能進行癌
食道バイパス手術をやったあとに
ケモラジが標準の時代へ。
バイパス復権ですわ
ぽちっとな